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ふっと目が覚める。
見た事のある天井
医務室か?
なんで、何が。
そうだ。確か朱鳥を庇って呪いを浴びて…!
ガバッと体を起こすと、家入さんの姿が目に入る
「あぁ。起きたかい。調子はどうだ」
「アイツは、朱鳥はっ!」
「問題ない、無事だよ。ただ…」
ただ…?ただ、なんだ?!
「恵?起きたの…?」
カーテンの向こうから朱鳥の声がする
「朱鳥!」
バッとカーテンを開けると驚いた表情の朱鳥がいた。
ゆったりとした検査着を着て立っている。
ただ…
下ろしている長い髪が濡羽色の黒ではなく
鮮やかな光り輝く純白になっていた
「…朱鳥…?」
「う、うん」
声も姿も確かに朱鳥だ。
ペタペタと体に触るが怪我も無い。
家入さんに治してもらったのだろう
ただ、手に掬った髪は鮮やかな白髪で
「なんかね、呪力使いすぎちゃったみたい?」
「呪霊を払う時に、呪力をからっぽになる迄使ったんだろう。
呪具が髪に関するものだったんだってな。
恐らくそれでだろう。
まぁ、そのうちに元に戻ると思うさ」
確かに朱鳥から呪力が全く感じられない
「それでだな。オマエにしばらくコイツの世話を頼みたい」
は?
「高専内に居ればよほど大丈夫だとは思うが、朱鳥は今、呪力がないんだ。戻るまで傍に誰か居た方が良いだろう」
確かにそうだが
「嫌なら、悟に任せるが?」
「引き受けます」
被せるように返答した。
そうと決まれば
「行くぞ朱鳥。家入さん。お世話になりました」
「あぁ」
早く行けと言わんばかりにひらりと手を振る
朱鳥もありがとうございましたと頭を下げて医務室を後にする。
検査着のままでいる訳にも行かないので、とりあえず俺の部屋に向かう。
部屋にはすぐに着いた。
朱鳥に俺のパーカーとハーフパンツを渡して、脱衣所で着替えるように指示する。
自分もパーカーとジャージに着替えた頃、脱衣所からパーカーを羽織った朱鳥が出てきた
「あの…。スボンおっきくて…。紐で調節するのじゃ無かったから…。パーカーもおっきいから…大丈夫かなって」
確かにパーカーは袖もあまり丈は膝近く迄あった
朱鳥にココアを入れてやり渡す
「わぁ。ありがとうー」
両手で包むように持ち口を付ける
流れ落ちる髪が光を反射してキラキラ光る。
五条先生とはまた違った白髪だ。
見た事のある天井
医務室か?
なんで、何が。
そうだ。確か朱鳥を庇って呪いを浴びて…!
ガバッと体を起こすと、家入さんの姿が目に入る
「あぁ。起きたかい。調子はどうだ」
「アイツは、朱鳥はっ!」
「問題ない、無事だよ。ただ…」
ただ…?ただ、なんだ?!
「恵?起きたの…?」
カーテンの向こうから朱鳥の声がする
「朱鳥!」
バッとカーテンを開けると驚いた表情の朱鳥がいた。
ゆったりとした検査着を着て立っている。
ただ…
下ろしている長い髪が濡羽色の黒ではなく
鮮やかな光り輝く純白になっていた
「…朱鳥…?」
「う、うん」
声も姿も確かに朱鳥だ。
ペタペタと体に触るが怪我も無い。
家入さんに治してもらったのだろう
ただ、手に掬った髪は鮮やかな白髪で
「なんかね、呪力使いすぎちゃったみたい?」
「呪霊を払う時に、呪力をからっぽになる迄使ったんだろう。
呪具が髪に関するものだったんだってな。
恐らくそれでだろう。
まぁ、そのうちに元に戻ると思うさ」
確かに朱鳥から呪力が全く感じられない
「それでだな。オマエにしばらくコイツの世話を頼みたい」
は?
「高専内に居ればよほど大丈夫だとは思うが、朱鳥は今、呪力がないんだ。戻るまで傍に誰か居た方が良いだろう」
確かにそうだが
「嫌なら、悟に任せるが?」
「引き受けます」
被せるように返答した。
そうと決まれば
「行くぞ朱鳥。家入さん。お世話になりました」
「あぁ」
早く行けと言わんばかりにひらりと手を振る
朱鳥もありがとうございましたと頭を下げて医務室を後にする。
検査着のままでいる訳にも行かないので、とりあえず俺の部屋に向かう。
部屋にはすぐに着いた。
朱鳥に俺のパーカーとハーフパンツを渡して、脱衣所で着替えるように指示する。
自分もパーカーとジャージに着替えた頃、脱衣所からパーカーを羽織った朱鳥が出てきた
「あの…。スボンおっきくて…。紐で調節するのじゃ無かったから…。パーカーもおっきいから…大丈夫かなって」
確かにパーカーは袖もあまり丈は膝近く迄あった
朱鳥にココアを入れてやり渡す
「わぁ。ありがとうー」
両手で包むように持ち口を付ける
流れ落ちる髪が光を反射してキラキラ光る。
五条先生とはまた違った白髪だ。