毒血
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徐々に、触手の間を縫って蛙に鞭が届く様になってきた。
けれど、私も怪我をして血が流れ出る
その量は決して少なくない
その血事鞭を振るう
私の血が呪いの液体にこぼれ落ちた時
ジュワッと焼けるような音がした
意図して、血の付いた拳で触手を受けるとジュワッと焼けた。
「なぁんだ。私との相性最悪じゃない」
私の呪力の流れる血液はコイツを溶かすらしい
コイツが麻痺毒なら私は溶解毒ってとこかな
「蛙の分際で生意気なのよ!」
蛙なのに私の恵を傷つけた
絶対に許さない
呪力を練った傍から血液に流し込む
血を吸って重くなった鞭にも流し込む
鞭も体の一部のイメージ。毎日身につけてたんだから容易い
蛙に鞭は届く。ただ、表面を切るだけで内部までは届かない。何とか深い所まで血を送らないと。
血を流し過ぎてるし、恵の事も気になる。
触手の間を無理矢理通り抜け蛙に近づく
あちこちに触手で傷が付いたけど流れる血に呪力を流し込む
鞭に呪力を一気に流し込み、剣の様に蛙本体に刺す
ジュワッと焼ける音がするけどまだ致命傷では無い
鞭に意識を集中する。
髪の毛を編み込んだ縄鞭。
元は細い髪の毛
一本一本を意識する。
暴れろ
じゃじゃ馬の様に
ありったけの呪力を込めて鞭を髪を解放する。
蛙の内側から無数の髪が暴れ、染み込んだ血が体を焼き尽くす。
断末魔と取れる意味の解らない音を出して蛙が燃え尽きる
払えた、のかな
恵の所に行かなきゃ
さっきまであんなに軽かった体が、今は鉛の様に重たい。
足も痛めたのか、まともに歩くのも難しい。
恵は倒れたまま動かない。
足を滑らせて転ぶ。
這いずって恵の所にたどり着く
呪霊は払えたと思うけど、毒が消えたか分からない
恵の目は閉じられていて意識は無いみたい
そっと顔を近づけ、ゆっくり口付ける
恵の口内に私の血を流し込む
蛙を焼く私の血なら、蛙の毒を打ち消せるんじゃないかって安易な考え。
恵の喉が動き血を飲み込んだのが確認できる
誰が言い出したのか、ファーストキスはレモンの味。
別に本当にレモンの味がするとか信じてた訳じゃないけど、ちょっとはロマンチックな憧れが合って
こんな血なまぐさいファーストキスになるなんて全然考えてなくて
視界が端から暗くなっていく
体に力が入らない
限界が来た私は意識を失った
けれど、私も怪我をして血が流れ出る
その量は決して少なくない
その血事鞭を振るう
私の血が呪いの液体にこぼれ落ちた時
ジュワッと焼けるような音がした
意図して、血の付いた拳で触手を受けるとジュワッと焼けた。
「なぁんだ。私との相性最悪じゃない」
私の呪力の流れる血液はコイツを溶かすらしい
コイツが麻痺毒なら私は溶解毒ってとこかな
「蛙の分際で生意気なのよ!」
蛙なのに私の恵を傷つけた
絶対に許さない
呪力を練った傍から血液に流し込む
血を吸って重くなった鞭にも流し込む
鞭も体の一部のイメージ。毎日身につけてたんだから容易い
蛙に鞭は届く。ただ、表面を切るだけで内部までは届かない。何とか深い所まで血を送らないと。
血を流し過ぎてるし、恵の事も気になる。
触手の間を無理矢理通り抜け蛙に近づく
あちこちに触手で傷が付いたけど流れる血に呪力を流し込む
鞭に呪力を一気に流し込み、剣の様に蛙本体に刺す
ジュワッと焼ける音がするけどまだ致命傷では無い
鞭に意識を集中する。
髪の毛を編み込んだ縄鞭。
元は細い髪の毛
一本一本を意識する。
暴れろ
じゃじゃ馬の様に
ありったけの呪力を込めて鞭を髪を解放する。
蛙の内側から無数の髪が暴れ、染み込んだ血が体を焼き尽くす。
断末魔と取れる意味の解らない音を出して蛙が燃え尽きる
払えた、のかな
恵の所に行かなきゃ
さっきまであんなに軽かった体が、今は鉛の様に重たい。
足も痛めたのか、まともに歩くのも難しい。
恵は倒れたまま動かない。
足を滑らせて転ぶ。
這いずって恵の所にたどり着く
呪霊は払えたと思うけど、毒が消えたか分からない
恵の目は閉じられていて意識は無いみたい
そっと顔を近づけ、ゆっくり口付ける
恵の口内に私の血を流し込む
蛙を焼く私の血なら、蛙の毒を打ち消せるんじゃないかって安易な考え。
恵の喉が動き血を飲み込んだのが確認できる
誰が言い出したのか、ファーストキスはレモンの味。
別に本当にレモンの味がするとか信じてた訳じゃないけど、ちょっとはロマンチックな憧れが合って
こんな血なまぐさいファーストキスになるなんて全然考えてなくて
視界が端から暗くなっていく
体に力が入らない
限界が来た私は意識を失った