毒血
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どす黒い塊が形を作る
地べたに低く這う姿は蛙のようで、その体からは数本の触手が生えており触手の先端には先程払ったと思った呪霊の塊がくっついていた
『ア゛』
呪霊が鳴いた瞬間、ビリッと鋭い痛みが左腕に走る
「っ?!」
どす黒い液体がかかった所からビリビリと鋭い痛みが流れる
反射的に腕を抱えようとしたけど、左腕は言う事を聞かなかった
何これ。腕が麻痺してる?
この液体がかかった所は呪いで麻痺する?
じゃあ恵は?!
恵は私を庇ってほとんど全身に浴びてしまっている
恵を見ると苦しげな表情で呼吸を荒らげている
「めっ…」
名前を呼ぼうとした時、触手の一本が目にも止まらぬスピードで腹部にめり込み、吹っ飛ばされる
地に這うと堪らず胃液を吐瀉する。
「う゛ぇ…ゲホッ…」
触手の動きが目で追えなかった
これじゃ、恵を担いで逃げる所か私一人でも逃げ切れない
それに呪いが麻痺なら全身に浴びた恵が危ない
全身の筋肉が麻痺したら、呼吸も心臓も止まってしまう
左腕の痛みは徐々に広がってきている
時間が無い。
恵を助ける方法はただ一つ。
私がここでコイツを払う
吐き気を堪えて立ち上がる。
口元を拭い地面に鞭を叩きつける。
「蛙の分際で良い気にならないで…!!」
地べたに低く這う姿は蛙のようで、その体からは数本の触手が生えており触手の先端には先程払ったと思った呪霊の塊がくっついていた
『ア゛』
呪霊が鳴いた瞬間、ビリッと鋭い痛みが左腕に走る
「っ?!」
どす黒い液体がかかった所からビリビリと鋭い痛みが流れる
反射的に腕を抱えようとしたけど、左腕は言う事を聞かなかった
何これ。腕が麻痺してる?
この液体がかかった所は呪いで麻痺する?
じゃあ恵は?!
恵は私を庇ってほとんど全身に浴びてしまっている
恵を見ると苦しげな表情で呼吸を荒らげている
「めっ…」
名前を呼ぼうとした時、触手の一本が目にも止まらぬスピードで腹部にめり込み、吹っ飛ばされる
地に這うと堪らず胃液を吐瀉する。
「う゛ぇ…ゲホッ…」
触手の動きが目で追えなかった
これじゃ、恵を担いで逃げる所か私一人でも逃げ切れない
それに呪いが麻痺なら全身に浴びた恵が危ない
全身の筋肉が麻痺したら、呼吸も心臓も止まってしまう
左腕の痛みは徐々に広がってきている
時間が無い。
恵を助ける方法はただ一つ。
私がここでコイツを払う
吐き気を堪えて立ち上がる。
口元を拭い地面に鞭を叩きつける。
「蛙の分際で良い気にならないで…!!」