羞恥
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あの日から恥ずかし過ぎて恵の事が見れなかった
同じ空間に居るだけで思い出して赤面してしまう
そんな姿を見られたくなくて自然と恵を避けてしまっていた。
けれど、ある日教室で恵と二人きりになってしまった。
気づいた時には入口に恵が居て
入口に恵が居るから近づけなくて
慌てて手元の本に目をやるものの内容は全く頭に入ってこなくて。
そしたら、急に恵があの日の事を謝ってきて
「えっ?どうして謝るの?どちらかと言うと私が謝らなきゃ!」
慌てて否定する
違うの。そうじゃないの。
「なら、他に気を悪くすることしたか」
「違うっ。恵は何もしてない!何もわるくないよ!」
「じゃあ、なんで避ける」
「それは…」
その理由を言う事はつまり私の気持ちを伝える訳であって
思わず言葉に詰まる
すると「悪かった」と教室を出ようとしたので、思わず制服の裾を掴んで引き止めた
恵に嫌われちゃう。
それは嫌だ。
けど、気持ちを伝えても嫌われてしまうかもしれない
行かないで、その単語すら声にならなかった。
声を奪われたかのように何も言えなくなる
何を言いたいかも分からないけど
何かをとにかく伝えたくて
だけどもひとつも言葉に出来なくて
もどかしくて、つらくて、苦しくなる
ギュウッと裾を掴む手に力が入る
同じ空間に居るだけで思い出して赤面してしまう
そんな姿を見られたくなくて自然と恵を避けてしまっていた。
けれど、ある日教室で恵と二人きりになってしまった。
気づいた時には入口に恵が居て
入口に恵が居るから近づけなくて
慌てて手元の本に目をやるものの内容は全く頭に入ってこなくて。
そしたら、急に恵があの日の事を謝ってきて
「えっ?どうして謝るの?どちらかと言うと私が謝らなきゃ!」
慌てて否定する
違うの。そうじゃないの。
「なら、他に気を悪くすることしたか」
「違うっ。恵は何もしてない!何もわるくないよ!」
「じゃあ、なんで避ける」
「それは…」
その理由を言う事はつまり私の気持ちを伝える訳であって
思わず言葉に詰まる
すると「悪かった」と教室を出ようとしたので、思わず制服の裾を掴んで引き止めた
恵に嫌われちゃう。
それは嫌だ。
けど、気持ちを伝えても嫌われてしまうかもしれない
行かないで、その単語すら声にならなかった。
声を奪われたかのように何も言えなくなる
何を言いたいかも分からないけど
何かをとにかく伝えたくて
だけどもひとつも言葉に出来なくて
もどかしくて、つらくて、苦しくなる
ギュウッと裾を掴む手に力が入る