悪夢
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「メシ、食えるか?言っとくがプリンじゃないぞ」
そう聞いてコンビニの袋の中身をテーブルに並べる
「うん。食べられると思う」
ぬるりとベットから降りペタンとテーブル前に座る。
「お粥でも作るか?」
「ううん。大丈夫。おにぎり貰っていい?」
「あぁ。これも飲んどけ」
朱鳥の前にお湯を入れたカップスープを置く
「ありがとう」
受け取った朱鳥の前に座りおにぎりを手に取る。
しばし無言で食べ続ける
2つ目のおにぎりを食べ終わった所で朱鳥はご馳走様と言った。
ダイエット中のOLか。
「少食だな」
「そーかなー?」
「だから軽いままなんだよ」
「この後、プリン食べるから大丈夫なんですー」
と、謎の自論を振りかざす。
まぁ、食べただけマシか。
ほら、と目の前にプリンを置いてやる
おにぎりより断然目をキラキラさせてる朱鳥
「美味しそー」
スプーンですくい、トロリとしたそれを口に運ぶ。
「んー」と満足気な表情
「このやる気の無いトロトロのプリン好きー」
温泉地で食べたものと似たのを選んだが正解だった様だ
ご満悦で食べ終え少しすると、瞼が重そうな表情になる
「眠いんだろ。ベットで横になれ」
目を擦りながら「うん」と素直に移動する
コイツは眠たい時とプリンには素直になるんだな
コロンと横になり、布団に包まる
「んー。人のお家の匂いー」
まぁ、実際そうだ。
「私の部屋よりベット大きいー」
「身長的にな。五条先生がまだ伸びるだろうから大きいサイズにしとけって」
「?」
「斜めに寝ると一番長さを使えるそうだ」
「ふーん?所で、恵は何処で寝るの?」
別の部屋に行ってもいいが、理由を聞かれるのも面倒だし、朱鳥がうなされたらすぐに起こしてやりたい
しかし、部屋にベットは一つ
ソファーも無い
ならば
「床で…」
「床でぇ?」
少し低いトーンの朱鳥の声に気づく
散々朱鳥にあんな事言って俺は床で寝るとか説得力が無い
「まさか、床で寝るとか言わないよね」
じっと俺を見てくるその目は半分座っている。
眠気のせいか、言葉のせいか
そもそも俺は健康体だし、何より意識してる相手と一緒に寝るとか
言い訳をグルグル考えていると、ぼふぼふと自分の隣を叩いている朱鳥
まさか
「恵も。ベットで。寝るの」
短く。キッパリ言われる。
グッと言葉に詰まり何か言い訳はないかと考えていると
早くと言わんばかりにぽふぽふと布団をたたく朱鳥
意見を変える気は無いと言わんばかりの表情
仕方ない。
クシャりと頭を抑え朱鳥の居るベットに潜り込む
途端に満足気な表情になる朱鳥
それはズルいだろ
自分のベットではあるが、朱鳥という普段居るはずの無い匂いと体温がとても不思議だ。
目の前で無防備にウトウトしだす朱鳥の頭を撫でる
そっと頬に触れると確かな温もりがあり、先程の様な冷たさは無かった
スヤスヤと寝息をたて出した朱鳥を見ているうちに眠気がやってくる
少しだけ
少し寝たら、ベットから抜け出そう。
そう考え意識を手放した。
そう聞いてコンビニの袋の中身をテーブルに並べる
「うん。食べられると思う」
ぬるりとベットから降りペタンとテーブル前に座る。
「お粥でも作るか?」
「ううん。大丈夫。おにぎり貰っていい?」
「あぁ。これも飲んどけ」
朱鳥の前にお湯を入れたカップスープを置く
「ありがとう」
受け取った朱鳥の前に座りおにぎりを手に取る。
しばし無言で食べ続ける
2つ目のおにぎりを食べ終わった所で朱鳥はご馳走様と言った。
ダイエット中のOLか。
「少食だな」
「そーかなー?」
「だから軽いままなんだよ」
「この後、プリン食べるから大丈夫なんですー」
と、謎の自論を振りかざす。
まぁ、食べただけマシか。
ほら、と目の前にプリンを置いてやる
おにぎりより断然目をキラキラさせてる朱鳥
「美味しそー」
スプーンですくい、トロリとしたそれを口に運ぶ。
「んー」と満足気な表情
「このやる気の無いトロトロのプリン好きー」
温泉地で食べたものと似たのを選んだが正解だった様だ
ご満悦で食べ終え少しすると、瞼が重そうな表情になる
「眠いんだろ。ベットで横になれ」
目を擦りながら「うん」と素直に移動する
コイツは眠たい時とプリンには素直になるんだな
コロンと横になり、布団に包まる
「んー。人のお家の匂いー」
まぁ、実際そうだ。
「私の部屋よりベット大きいー」
「身長的にな。五条先生がまだ伸びるだろうから大きいサイズにしとけって」
「?」
「斜めに寝ると一番長さを使えるそうだ」
「ふーん?所で、恵は何処で寝るの?」
別の部屋に行ってもいいが、理由を聞かれるのも面倒だし、朱鳥がうなされたらすぐに起こしてやりたい
しかし、部屋にベットは一つ
ソファーも無い
ならば
「床で…」
「床でぇ?」
少し低いトーンの朱鳥の声に気づく
散々朱鳥にあんな事言って俺は床で寝るとか説得力が無い
「まさか、床で寝るとか言わないよね」
じっと俺を見てくるその目は半分座っている。
眠気のせいか、言葉のせいか
そもそも俺は健康体だし、何より意識してる相手と一緒に寝るとか
言い訳をグルグル考えていると、ぼふぼふと自分の隣を叩いている朱鳥
まさか
「恵も。ベットで。寝るの」
短く。キッパリ言われる。
グッと言葉に詰まり何か言い訳はないかと考えていると
早くと言わんばかりにぽふぽふと布団をたたく朱鳥
意見を変える気は無いと言わんばかりの表情
仕方ない。
クシャりと頭を抑え朱鳥の居るベットに潜り込む
途端に満足気な表情になる朱鳥
それはズルいだろ
自分のベットではあるが、朱鳥という普段居るはずの無い匂いと体温がとても不思議だ。
目の前で無防備にウトウトしだす朱鳥の頭を撫でる
そっと頬に触れると確かな温もりがあり、先程の様な冷たさは無かった
スヤスヤと寝息をたて出した朱鳥を見ているうちに眠気がやってくる
少しだけ
少し寝たら、ベットから抜け出そう。
そう考え意識を手放した。