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何処か痛むのか時折小さく身を捩る。
小さな体がからは怯えた気配がする。
こんなに辛く怯えて居るのに、一人で我慢しようとしてたのか。
暖房で部屋が暖まり、ココアが冷めた頃
「……ごめんなさい」
小さく漏れた言葉は謝罪だった。
何を謝ることがあるか
「今日、授業…」
「別に少し休んだ位で問題は無いさ。
ちゃんと先生の許可もある」
もそりと身動ぎした時、バランスを崩し落ちそうになる。
慌て受け止めた体はまだひんやりと体温を無くしたままだった。
膝の上に横抱きに抱え布団を被る。
俺の体温を移すようにそっと抱きかかえる。
「嫌じゃ、無いか」
不安に思い聞いてみると、キュッと俺の制服を掴み小さく頷く
徐々に俺の体温が朱鳥へと移っていくに連れて朱鳥の体が体温を取り戻す。
やがて、俺の体温と朱鳥の体温が同じ位になった時
「……めぐみ。あったかい…」
声は小さいものの先程よりしっかりした声が聞こえた
「俺があったかいんじゃなくて、オマエが冷えてるんだよ」
「…うん。でも、あったかい…」
俯いていた顔を上げ
「ごめんね。もう、大丈夫だよ」
そう言う朱鳥は確かに先程よりは幾分マシだが、その顔はまだ病的に白い。
「まだ大丈夫じゃねぇだろ。
それになんで謝るんだ」
「なんでって、迷惑かけちゃったから」
朱鳥は息を吐くように、迷惑かけたからと謝る
「言っておくが、今までも今日の事も、俺は迷惑だなんて思った事はない」
朱鳥の目を見てゆっくりと告げる
「もっと、俺を頼れ」
言葉を続ける
「俺はそんなに頼りないか?」
「そんな事無いよ…!」
小さな体がからは怯えた気配がする。
こんなに辛く怯えて居るのに、一人で我慢しようとしてたのか。
暖房で部屋が暖まり、ココアが冷めた頃
「……ごめんなさい」
小さく漏れた言葉は謝罪だった。
何を謝ることがあるか
「今日、授業…」
「別に少し休んだ位で問題は無いさ。
ちゃんと先生の許可もある」
もそりと身動ぎした時、バランスを崩し落ちそうになる。
慌て受け止めた体はまだひんやりと体温を無くしたままだった。
膝の上に横抱きに抱え布団を被る。
俺の体温を移すようにそっと抱きかかえる。
「嫌じゃ、無いか」
不安に思い聞いてみると、キュッと俺の制服を掴み小さく頷く
徐々に俺の体温が朱鳥へと移っていくに連れて朱鳥の体が体温を取り戻す。
やがて、俺の体温と朱鳥の体温が同じ位になった時
「……めぐみ。あったかい…」
声は小さいものの先程よりしっかりした声が聞こえた
「俺があったかいんじゃなくて、オマエが冷えてるんだよ」
「…うん。でも、あったかい…」
俯いていた顔を上げ
「ごめんね。もう、大丈夫だよ」
そう言う朱鳥は確かに先程よりは幾分マシだが、その顔はまだ病的に白い。
「まだ大丈夫じゃねぇだろ。
それになんで謝るんだ」
「なんでって、迷惑かけちゃったから」
朱鳥は息を吐くように、迷惑かけたからと謝る
「言っておくが、今までも今日の事も、俺は迷惑だなんて思った事はない」
朱鳥の目を見てゆっくりと告げる
「もっと、俺を頼れ」
言葉を続ける
「俺はそんなに頼りないか?」
「そんな事無いよ…!」