感情
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その日は私以外の皆任務で居なくて
一人で鞭の練習をしていた。
基本のまっすぐ振る練習
手首を返す練習
色んな角度から的を打ち据える
少し強く打ち下ろすと的が砕けてしまった。
もう少し丈夫な的を探さなきゃと思ったその時
「面白いくらい同じ所に当てるね」
上から降ってきた声は五条先生のもので
「見てたんですか?」
の、質問に最初からねと返される。
なんか、恥ずかしい
「鞭って以外と威力あるんだね。
女王様がM男に使ってるイメージ」
確かに一本鞭なんてそんなイメージだろう。
だから人が耐えられる程度の威力と思われる。
「中世では、鞭は処刑の道具でした。
一発で肉を割き、二発で骨を断ち、三発で命を砕くと言われていたそうです。
あ、もちろん素材にもよりますよ?」
「そこに呪力を込めると尚更だね」
「はい。でも当たらなきゃ意味が無いんです」
「さっきのコントロールを見てると当たりそうだけど?」
「本番では、的はじっとしてくれません」
「くくっ」
確かにと見下ろして言ってくる先生
ってか、先生大きくて見上げる首が痛い
実践では的だけでなく私自身も移動する。
だからどんな体制でも的に当てれる練習をする。
「にしても、髪長いね」
先生が上体を屈め私の髪を掬う
簪を使っているので髪は下ろしたままにしていた
上体を屈めたから先生との距離が近くなる。
綺麗な白髪。
目隠しをしてても分かる端整な顔立ち。
それらを自覚してさらに溢れるイケメンオーラ
そんな先生との距離が近くなり、髪に触れられていると顔が赤くなってくる
「髪には呪力が宿ると言われましたから」
赤くなった顔を見られたくなく背けながら言う。
「その鞭の様に?」
驚いて先生を見る
「気づいてたんですか?」
「僕は目が良いからね」
と、目隠しの奥を指差す。
「その鞭、髪を編んだ縄でしょ」
「はい。けれど、それ以上はヒミツです」
笑顔で、きびすを返す。
スルリと先生の手から髪が抜ける。
近くでイケメンをずっと見てるのは心臓に悪いので
新しい的探してきまーす。
とその場を離れた。
一人で鞭の練習をしていた。
基本のまっすぐ振る練習
手首を返す練習
色んな角度から的を打ち据える
少し強く打ち下ろすと的が砕けてしまった。
もう少し丈夫な的を探さなきゃと思ったその時
「面白いくらい同じ所に当てるね」
上から降ってきた声は五条先生のもので
「見てたんですか?」
の、質問に最初からねと返される。
なんか、恥ずかしい
「鞭って以外と威力あるんだね。
女王様がM男に使ってるイメージ」
確かに一本鞭なんてそんなイメージだろう。
だから人が耐えられる程度の威力と思われる。
「中世では、鞭は処刑の道具でした。
一発で肉を割き、二発で骨を断ち、三発で命を砕くと言われていたそうです。
あ、もちろん素材にもよりますよ?」
「そこに呪力を込めると尚更だね」
「はい。でも当たらなきゃ意味が無いんです」
「さっきのコントロールを見てると当たりそうだけど?」
「本番では、的はじっとしてくれません」
「くくっ」
確かにと見下ろして言ってくる先生
ってか、先生大きくて見上げる首が痛い
実践では的だけでなく私自身も移動する。
だからどんな体制でも的に当てれる練習をする。
「にしても、髪長いね」
先生が上体を屈め私の髪を掬う
簪を使っているので髪は下ろしたままにしていた
上体を屈めたから先生との距離が近くなる。
綺麗な白髪。
目隠しをしてても分かる端整な顔立ち。
それらを自覚してさらに溢れるイケメンオーラ
そんな先生との距離が近くなり、髪に触れられていると顔が赤くなってくる
「髪には呪力が宿ると言われましたから」
赤くなった顔を見られたくなく背けながら言う。
「その鞭の様に?」
驚いて先生を見る
「気づいてたんですか?」
「僕は目が良いからね」
と、目隠しの奥を指差す。
「その鞭、髪を編んだ縄でしょ」
「はい。けれど、それ以上はヒミツです」
笑顔で、きびすを返す。
スルリと先生の手から髪が抜ける。
近くでイケメンをずっと見てるのは心臓に悪いので
新しい的探してきまーす。
とその場を離れた。