感情
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それからは、任務や座学の間に恵との特訓が始まった。
簪の使用は禁止。
避けるだけも禁止
とにかく私が攻め込んで行く練習
撃ち込んでは止められ
蹴り込んでは止められ
心が折れそうです。
その日も打ち込みの特訓。
どんなに撃ち込んでも受けられる。
私は呼吸が乱れてくるが、恵は澄まし顔。
なんだかちょっとイラつく。
そのイラつきを込め澄まし顔を狙い地を蹴り渾身の蹴りを撃ち込む
が、あっさりと腕により防がれあまつさえ、その腕を足ごと払われ地面とお友達になる。
「はぁっ…はぁっ……」
「おい。だいじょ……」
「あっーーー!!」
私は大声をあげて仰向けで手足をバタバタさせる
「?!」
驚く恵。当然だろう。
ひとしきり大声をあげて暴れて、でも すぐに体力の限界が来てその場でぐったりする。
「…どうした、大丈夫か」
体力か頭を心配してくれたのか手を貸してくれようとする
けれど、なんかムカつくので頑張って自力で起きた。
「ほら」
恵がくれたスポドリを無言で一気に飲み干す。
隣に恵がこちらを見る。
「……こんなに自分が弱いとは思わなかった」
「別に弱くはないだろ」
「恵に当たらない」
「当たってはいる。ただ、威力が軽いんだ。
チビでヒョロいから当然だろ。
それを補うための鞭じゃないのか?」
「チビでヒョロい……」
「もっと食って肉を付けろ」
「ちゃんと食べてるもん!
好き嫌い無いもん!」
「しかし さっきは驚いたな。 朱鳥 もあんな事するんだな」
「名前…」
「ん?」
「名前で呼んでくれた」
「別に初めてでもないだろ」
ふいっとそっぽ向かれてしまった。
そうだったかなと考えながら
「私もあんな事初めてした」
だだを捏ねる子供じみた事なんて初めてした。
全然、恵に当たらなくてイライラしてしまった。
みっともないとしょぼくれていると
「イイコすぎるんだよ 朱鳥 は。
もっと周りに甘えろ。ほかのヤツらを見てみろ」
確かに、悠仁も野薔薇も五条先生もなんと言うか、自由だ。
けど、誰もそれを嫌ってない。
「うーん」
言われたものの、どうしたら良いか分からない。
とりあえず、お言葉に甘えて質問をしてみよう。
隣の恵を見上げ、手を伸ばしながら
「どうしたら、恵に触れられる…?」
恵の目が大きく開かれたその瞬間
手を伸ばしシュルりと絡みつき
腕ひしぎ十字固めをキメる!
「やったっ!一本取った!!」
「いてててっ!ギブッギブッ!!落ちる!!」
と、タップする。
スルリと足を解き立ち上がる。
その時、後ろから
「あっー!伏黒が 朱鳥のパンツ見てる!!」
「あっ。ホントじゃん!!」
振り返ると野薔薇と悠仁の2人
それより野薔薇のパンツ見てるのセリフ
前を見ると立っている私。
その足元で倒れ込み少しだけ上体を起こしている恵。
確かにスカートを覗き込んでいるように見える。
「ちっ違う!」
慌てて立ち上がり離れる恵
「大丈夫だよっ。ちゃんとスボン履いてるよっ!」
そう言ってワンピースのスカートをめくりあげる。
蹴り技の方を多用するのでスカートの下にはショートパンツをはいている。
それを確認して欲しいのに、恵も悠仁も顔を背ける。
なんだか耳が赤い?
野薔薇が慌てて「下ろしなさい!」と駆け寄る
素直に裾を下ろす。
辺りを見ると既に夕日で赤くなっていた。
皆と別れて部屋に戻ると体のあちこちが痛い。
今日はゆっくりお風呂に入ろう
そう考えお湯を溜めに行った。
簪の使用は禁止。
避けるだけも禁止
とにかく私が攻め込んで行く練習
撃ち込んでは止められ
蹴り込んでは止められ
心が折れそうです。
その日も打ち込みの特訓。
どんなに撃ち込んでも受けられる。
私は呼吸が乱れてくるが、恵は澄まし顔。
なんだかちょっとイラつく。
そのイラつきを込め澄まし顔を狙い地を蹴り渾身の蹴りを撃ち込む
が、あっさりと腕により防がれあまつさえ、その腕を足ごと払われ地面とお友達になる。
「はぁっ…はぁっ……」
「おい。だいじょ……」
「あっーーー!!」
私は大声をあげて仰向けで手足をバタバタさせる
「?!」
驚く恵。当然だろう。
ひとしきり大声をあげて暴れて、でも すぐに体力の限界が来てその場でぐったりする。
「…どうした、大丈夫か」
体力か頭を心配してくれたのか手を貸してくれようとする
けれど、なんかムカつくので頑張って自力で起きた。
「ほら」
恵がくれたスポドリを無言で一気に飲み干す。
隣に恵がこちらを見る。
「……こんなに自分が弱いとは思わなかった」
「別に弱くはないだろ」
「恵に当たらない」
「当たってはいる。ただ、威力が軽いんだ。
チビでヒョロいから当然だろ。
それを補うための鞭じゃないのか?」
「チビでヒョロい……」
「もっと食って肉を付けろ」
「ちゃんと食べてるもん!
好き嫌い無いもん!」
「しかし さっきは驚いたな。 朱鳥 もあんな事するんだな」
「名前…」
「ん?」
「名前で呼んでくれた」
「別に初めてでもないだろ」
ふいっとそっぽ向かれてしまった。
そうだったかなと考えながら
「私もあんな事初めてした」
だだを捏ねる子供じみた事なんて初めてした。
全然、恵に当たらなくてイライラしてしまった。
みっともないとしょぼくれていると
「イイコすぎるんだよ 朱鳥 は。
もっと周りに甘えろ。ほかのヤツらを見てみろ」
確かに、悠仁も野薔薇も五条先生もなんと言うか、自由だ。
けど、誰もそれを嫌ってない。
「うーん」
言われたものの、どうしたら良いか分からない。
とりあえず、お言葉に甘えて質問をしてみよう。
隣の恵を見上げ、手を伸ばしながら
「どうしたら、恵に触れられる…?」
恵の目が大きく開かれたその瞬間
手を伸ばしシュルりと絡みつき
腕ひしぎ十字固めをキメる!
「やったっ!一本取った!!」
「いてててっ!ギブッギブッ!!落ちる!!」
と、タップする。
スルリと足を解き立ち上がる。
その時、後ろから
「あっー!伏黒が 朱鳥のパンツ見てる!!」
「あっ。ホントじゃん!!」
振り返ると野薔薇と悠仁の2人
それより野薔薇のパンツ見てるのセリフ
前を見ると立っている私。
その足元で倒れ込み少しだけ上体を起こしている恵。
確かにスカートを覗き込んでいるように見える。
「ちっ違う!」
慌てて立ち上がり離れる恵
「大丈夫だよっ。ちゃんとスボン履いてるよっ!」
そう言ってワンピースのスカートをめくりあげる。
蹴り技の方を多用するのでスカートの下にはショートパンツをはいている。
それを確認して欲しいのに、恵も悠仁も顔を背ける。
なんだか耳が赤い?
野薔薇が慌てて「下ろしなさい!」と駆け寄る
素直に裾を下ろす。
辺りを見ると既に夕日で赤くなっていた。
皆と別れて部屋に戻ると体のあちこちが痛い。
今日はゆっくりお風呂に入ろう
そう考えお湯を溜めに行った。