転入生
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翌朝も引きずるようにベットから抜け出し支度する。
朝は苦手だ。
「今日は組手の特訓だよー」
と、五条先生。
「まずは悠仁と朱鳥ね。
道具の使用は禁止」
「おっしゃっ!」
悠仁が肩をグルグルと回してやる気満々なのが見てわかる
前に出ると、悠仁がファイティングポーズをとる。
私はふぅと息を吐き、右半身を僅かに後ろに下げた。
「 朱鳥 っ!虎杖なんてボコボコにしてやんなさい!」
野薔薇の激が飛んでくる。
「はじめっ!」
先生の掛け声と共に悠仁が一直線に向かってくる。
早い
けどまだ見える。
先制のストレートをひだり足を下げて避ける。
そのまま悠仁の腕に触れ合気道の要領で投げ飛ばす。
けれど、悠仁は空中で一回転し着地
しようとした足元を狙いスライディングの様に低姿勢での蹴り
「うわっ」
と、慌てて後ろに下がった所を追いかけるようにみぞおち目掛けての掌底
入ったっ。
と思ったものの悠仁はその場で踏ん張りみぞおちの私の手を掴むとグイッと引き寄せあっという間に私は悠仁の腕の中に捉えられていた。
攻撃されると思っていた私は予想外の出来事にそのまま動く事が出来なかった
「おっしっ。捕まえた!」
「虎杖!それ、セクハラよ!!」
「だって、殴れねーじゃん」
と困り顔の悠仁。
「当たったのに」
と頬を膨らませると
「 朱鳥の攻撃めっちゃ軽いのな。
体重軽いからかな?」
そのままヒョイっとお姫様抱っこされてしまう。
「うわっ。めっちゃ軽いじゃん!ちゃんとメシ食ってんの?」
「ちゃんと食べてます、よっと」
そう言ってお姫様抱っこから脱出する。
「だから体術は苦手なのに」
改めて実感するとやはり少しムッとしてしまう。
「じゃあ、次は獲物を使ってやってみようか。」
そう言って先生は悠仁へ何かを放り投げる。
キャッチした悠仁のてを見ると。ナタの様なものがあった。
鞘が固定されてるのは練習用だからかな?
「 朱鳥は持ってるよね?」
意味深に先生が言う。
つまり、簪を使えと言うことか。
私は、簪を引き抜き勢いよく振り下ろすと 鞭が地面を抉る。
同時に戒めを解かれた髪がサラリと風になびく。
「おっ。なんかすげー」
「私の相棒」
「よろしくなっ。相棒さん!」
そう言って悠仁はナタを振り下ろしてくる
弧を描く様に鞭で払い退けると、一気に駆け寄って横に振るう。
私の間合いの内側に入ってる。
けれど私はスっと後ろに下がりかわす。
縦・横・斜めにナタは私を捉えようとするが、スルリスルリと最小限の動きでかわす。
相変わらず悠仁は鞭の間合いの中
それでも構わない
悠仁が下から切り上げたのをかわし
居合の様に構えると一気に振り切る
鞭は左手の和で弧の角度を変え
がら空きの悠仁の脇腹を打つ
「いってぇっ!?」
ナタを落とし脇腹を抑えてゴロゴロのたうつ悠仁。
「虎杖ダッセェ!」
と、のたうつ姿をスマホに収める野薔薇
「鞭って、遠距離武器じゃんよー!」
ずるい〜とジタバタする悠仁
「鞭で近接攻撃ができるのは凄いね」
「室内でも扱えるよう鍛錬しました」
褒めてくれた先生にそう返す。
鞭は遠距離武器であり、狭い室内では自由に振るえない。
けれど、実践ではそんな事を言ってられないので 狭い室内でも扱えるよう練習した。
朝は苦手だ。
「今日は組手の特訓だよー」
と、五条先生。
「まずは悠仁と朱鳥ね。
道具の使用は禁止」
「おっしゃっ!」
悠仁が肩をグルグルと回してやる気満々なのが見てわかる
前に出ると、悠仁がファイティングポーズをとる。
私はふぅと息を吐き、右半身を僅かに後ろに下げた。
「 朱鳥 っ!虎杖なんてボコボコにしてやんなさい!」
野薔薇の激が飛んでくる。
「はじめっ!」
先生の掛け声と共に悠仁が一直線に向かってくる。
早い
けどまだ見える。
先制のストレートをひだり足を下げて避ける。
そのまま悠仁の腕に触れ合気道の要領で投げ飛ばす。
けれど、悠仁は空中で一回転し着地
しようとした足元を狙いスライディングの様に低姿勢での蹴り
「うわっ」
と、慌てて後ろに下がった所を追いかけるようにみぞおち目掛けての掌底
入ったっ。
と思ったものの悠仁はその場で踏ん張りみぞおちの私の手を掴むとグイッと引き寄せあっという間に私は悠仁の腕の中に捉えられていた。
攻撃されると思っていた私は予想外の出来事にそのまま動く事が出来なかった
「おっしっ。捕まえた!」
「虎杖!それ、セクハラよ!!」
「だって、殴れねーじゃん」
と困り顔の悠仁。
「当たったのに」
と頬を膨らませると
「 朱鳥の攻撃めっちゃ軽いのな。
体重軽いからかな?」
そのままヒョイっとお姫様抱っこされてしまう。
「うわっ。めっちゃ軽いじゃん!ちゃんとメシ食ってんの?」
「ちゃんと食べてます、よっと」
そう言ってお姫様抱っこから脱出する。
「だから体術は苦手なのに」
改めて実感するとやはり少しムッとしてしまう。
「じゃあ、次は獲物を使ってやってみようか。」
そう言って先生は悠仁へ何かを放り投げる。
キャッチした悠仁のてを見ると。ナタの様なものがあった。
鞘が固定されてるのは練習用だからかな?
「 朱鳥は持ってるよね?」
意味深に先生が言う。
つまり、簪を使えと言うことか。
私は、簪を引き抜き勢いよく振り下ろすと 鞭が地面を抉る。
同時に戒めを解かれた髪がサラリと風になびく。
「おっ。なんかすげー」
「私の相棒」
「よろしくなっ。相棒さん!」
そう言って悠仁はナタを振り下ろしてくる
弧を描く様に鞭で払い退けると、一気に駆け寄って横に振るう。
私の間合いの内側に入ってる。
けれど私はスっと後ろに下がりかわす。
縦・横・斜めにナタは私を捉えようとするが、スルリスルリと最小限の動きでかわす。
相変わらず悠仁は鞭の間合いの中
それでも構わない
悠仁が下から切り上げたのをかわし
居合の様に構えると一気に振り切る
鞭は左手の和で弧の角度を変え
がら空きの悠仁の脇腹を打つ
「いってぇっ!?」
ナタを落とし脇腹を抑えてゴロゴロのたうつ悠仁。
「虎杖ダッセェ!」
と、のたうつ姿をスマホに収める野薔薇
「鞭って、遠距離武器じゃんよー!」
ずるい〜とジタバタする悠仁
「鞭で近接攻撃ができるのは凄いね」
「室内でも扱えるよう鍛錬しました」
褒めてくれた先生にそう返す。
鞭は遠距離武器であり、狭い室内では自由に振るえない。
けれど、実践ではそんな事を言ってられないので 狭い室内でも扱えるよう練習した。