変な夢日記
部活の帰りにチャリで仲間と帰宅。
海に行くことになった。
真新しい遊歩道
階段に挟まれた小川
真新しい廃墟の扉をいくつも潜る。
海のすぐ近くの小さな洞窟へ。
カニや魚の残骸散らばってる
1人が大丈夫だからとそれに食らいついた。
...気持ち悪い
周りは気にせず、下へ続く足場の悪い穴を進んでいく。
私だけが、あの光景を異常だと認識していた。
穴を抜けると、柵におおわれた水たまりのある球場へたどり着いた。
何人か人が見える。
仲間たちの知り合いらしく近づいてきた
何か話しているようだが、私にはわからない
ぞろぞろと大所帯で近くの小屋へ入る。
..皆、よく分からない水溜まりへ手を突っ込んではそれを口へ運んでいる。
狂ったように騒ぎ立てるこれは、本当に私の仲間なのだろうか
.....そもそも、人間なのだろうか。
そう思った瞬間、一人が勢いよくこちらを振り返った。
その目は、爛々と光っていて。
獣とは違う。
なにか、狂気を孕んだ─────
「お前は裏切らないよな?」
ビクリ、と。
隙は見せてない。大丈夫。
今のは表に出ていない。ただ内心驚いただけ、大丈夫。
無言で仲間のようなヒトを押しのけ、
水溜まりに腕を突っ込む。
掬いとった無色透明の液体を一気に飲み干し、逃げるように踵を返した。
けど。
「「■■■!?■■■■■■...!!!」」
よく分からない言語が飛び出したかと思えば、一斉に私を追いかけてくる。
来た道を全力で戻り、
足場の悪い穴を登ろうとする。
しかし、
腕やら足やらを掴み妨害してくる。
焦りと鬱陶しさに私は大声で何かを叫んだ。
すると紙切れにように全員が吹っ飛んだ。
落ちた先は海だし、怪我はないだろうと思っていた。
───のだけど。
皆が水面に触れた瞬間。
今話題の宇宙人みたいなマスコットに変化した。
やはりコレは、私のよく知る人ではなかった。
なにか得体の知れないものだった。
...でもいつから?
私はいつも通り部活をして、その帰りに皆と海へ向かったはず。
今この瞬間入れ替わったのでは無い。
..私が変わらない普段の日常だと思っていたのは。
────きっと、知らない間に。全部違うモノになっていたのだ
宇宙人はまだ動きそうだった。
海に向かって飛ばしただけだし当然だろう。
必死で来た道を戻る。
..後ろから男の声が聞こえた気がする
いくつもの扉を開けた先。
さらに次の部屋で開く扉を探す。
扉の先は、来た時とは違う部屋だった。
殺風景な部屋には古い木製の机と椅子。
その上には、
現実で書いた私の自由帳があった。
何を思ったのか、そこに適当な絵を書く。
奇妙なことにそれらが動き始めたので慌てて自由帳を閉じる。
書いたものが動くのならば、もしやと思って。
フーゴ、エドモンを必死に呼んで書きなぐった。
...けれど、何も起こらない。
いくらなんでも夢を見過ぎだった。
いや夢なんだけどね!
仕方なく、開かなかった扉の前へ進む。
でも、そこには。
私が開け進んできた扉の前に、白衣の男が立っていた。
..カッターを持って。
白刃がギラリと光って、
強ばった私の顔が映る。
男は言い忘れたことがあるとうわ言のようにブツブツ言っている。
壊れた人形のようだった。
その目は 明後日の方角を向いており私を写していない。ならば。
姿勢を低くし、助走をつけて男の懐に飛び込む。
そのまま縺れるようにして地面に転がった。
男は呻き声をあげたが、まだなにかボヤいているようで。
やはり私をその瞳に映すことはなかった。
弾き飛ばされたカッターを拾い
扉の隙間に差し込んでこじ開ける。
いつの間にか男は立ち上がっていて、
どこを見ているのかニヤニヤ笑っている。
蹴破る勢いで扉をくぐった先は、先程私達が入ってきた玄関。
つまりは出口だ。
でも最初にはなかったものが増えている。
上を通るとノコギリに真っ二つにされるという古典的なトラップ。
某ゲームに出てきそうだと思いながら別の出口を探す。
隣の風呂場から出ようとしたが、窓には木が打ち付けられていた。
それをよく分からない力でこじ開け、外へと飛び出す。
その間も男の声は聞こえ続けた。
脱出してもまだ声は聞こえる。
普段はタピオカ屋さんなんだよぉ!
廃墟の中から仲間だった一人が飛び出し、盆にタピオカを乗せて走ってくる。
ずっとタピオカはいかが!を連呼し追いかけてくる。
気持ち悪い。
私はそのまま自宅まで走り続けた。
海に行くことになった。
真新しい遊歩道
階段に挟まれた小川
真新しい廃墟の扉をいくつも潜る。
海のすぐ近くの小さな洞窟へ。
カニや魚の残骸散らばってる
1人が大丈夫だからとそれに食らいついた。
...気持ち悪い
周りは気にせず、下へ続く足場の悪い穴を進んでいく。
私だけが、あの光景を異常だと認識していた。
穴を抜けると、柵におおわれた水たまりのある球場へたどり着いた。
何人か人が見える。
仲間たちの知り合いらしく近づいてきた
何か話しているようだが、私にはわからない
ぞろぞろと大所帯で近くの小屋へ入る。
..皆、よく分からない水溜まりへ手を突っ込んではそれを口へ運んでいる。
狂ったように騒ぎ立てるこれは、本当に私の仲間なのだろうか
.....そもそも、人間なのだろうか。
そう思った瞬間、一人が勢いよくこちらを振り返った。
その目は、爛々と光っていて。
獣とは違う。
なにか、狂気を孕んだ─────
「お前は裏切らないよな?」
ビクリ、と。
隙は見せてない。大丈夫。
今のは表に出ていない。ただ内心驚いただけ、大丈夫。
無言で仲間のようなヒトを押しのけ、
水溜まりに腕を突っ込む。
掬いとった無色透明の液体を一気に飲み干し、逃げるように踵を返した。
けど。
「「■■■!?■■■■■■...!!!」」
よく分からない言語が飛び出したかと思えば、一斉に私を追いかけてくる。
来た道を全力で戻り、
足場の悪い穴を登ろうとする。
しかし、
腕やら足やらを掴み妨害してくる。
焦りと鬱陶しさに私は大声で何かを叫んだ。
すると紙切れにように全員が吹っ飛んだ。
落ちた先は海だし、怪我はないだろうと思っていた。
───のだけど。
皆が水面に触れた瞬間。
今話題の宇宙人みたいなマスコットに変化した。
やはりコレは、私のよく知る人ではなかった。
なにか得体の知れないものだった。
...でもいつから?
私はいつも通り部活をして、その帰りに皆と海へ向かったはず。
今この瞬間入れ替わったのでは無い。
..私が変わらない普段の日常だと思っていたのは。
────きっと、知らない間に。全部違うモノになっていたのだ
宇宙人はまだ動きそうだった。
海に向かって飛ばしただけだし当然だろう。
必死で来た道を戻る。
..後ろから男の声が聞こえた気がする
いくつもの扉を開けた先。
さらに次の部屋で開く扉を探す。
扉の先は、来た時とは違う部屋だった。
殺風景な部屋には古い木製の机と椅子。
その上には、
現実で書いた私の自由帳があった。
何を思ったのか、そこに適当な絵を書く。
奇妙なことにそれらが動き始めたので慌てて自由帳を閉じる。
書いたものが動くのならば、もしやと思って。
フーゴ、エドモンを必死に呼んで書きなぐった。
...けれど、何も起こらない。
いくらなんでも夢を見過ぎだった。
いや夢なんだけどね!
仕方なく、開かなかった扉の前へ進む。
でも、そこには。
私が開け進んできた扉の前に、白衣の男が立っていた。
..カッターを持って。
白刃がギラリと光って、
強ばった私の顔が映る。
男は言い忘れたことがあるとうわ言のようにブツブツ言っている。
壊れた人形のようだった。
その目は 明後日の方角を向いており私を写していない。ならば。
姿勢を低くし、助走をつけて男の懐に飛び込む。
そのまま縺れるようにして地面に転がった。
男は呻き声をあげたが、まだなにかボヤいているようで。
やはり私をその瞳に映すことはなかった。
弾き飛ばされたカッターを拾い
扉の隙間に差し込んでこじ開ける。
いつの間にか男は立ち上がっていて、
どこを見ているのかニヤニヤ笑っている。
蹴破る勢いで扉をくぐった先は、先程私達が入ってきた玄関。
つまりは出口だ。
でも最初にはなかったものが増えている。
上を通るとノコギリに真っ二つにされるという古典的なトラップ。
某ゲームに出てきそうだと思いながら別の出口を探す。
隣の風呂場から出ようとしたが、窓には木が打ち付けられていた。
それをよく分からない力でこじ開け、外へと飛び出す。
その間も男の声は聞こえ続けた。
脱出してもまだ声は聞こえる。
普段はタピオカ屋さんなんだよぉ!
廃墟の中から仲間だった一人が飛び出し、盆にタピオカを乗せて走ってくる。
ずっとタピオカはいかが!を連呼し追いかけてくる。
気持ち悪い。
私はそのまま自宅まで走り続けた。
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