✿第2章
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ジェノックの小隊は、ハーネスの小隊に接触を試みた。
だが…
「何か様か」
「話を聞きたいんだ」
「悪いが、話す事は何もない。失礼する」
ハーネスの各小隊は接触を回避した。
「素直に教えてくれればいいじゃない!
別にそれでどうにかなるわけじゃ無いんだもの!」
とド直球に聞いてくる者もいた。
「さて諸君、結果を聞いても?」
「第2小隊、回避成功っだぜ!」
「第3小隊、こちらも成功、ド直球に聞いてくるとか馬鹿かしら」
「辛辣~、第4小隊は?」
「当然、成功したよ」
「それは何よりだよ」
オトヒメは問う。
「第1小隊はどうでしたの?」
「アレは笑ろたわ~w」
「ド直球だが、気持ちのいいほどに直球だった」
第1小隊が出くわしたのは、ジェノック第1小隊。
「頼む!ドルドキンスと黒騎士に合わせてくれ!」
その話を聞いたハーネス小隊は大笑い。
「直球過ぎるだろっっっw」
「すがすがしい程にw」
「教えたの?w」
「そんな訳あるかいなw」
輝莉は言う。
「簡単に教えて貰えると思ったら間違いだよ、
任務を出した美都先生に怒られてこいって話よ」
「じゃぁ、このゲームは」
「僕たちの勝ちか」
ジェノックの各小隊は、美都先生からお説教を喰らった。
「誰一人として、情報を持ち帰ってこれないなんて…
一体何を学んできたのかしら?え?」
「…くっそ…」
ハーネスの各小隊には通達が入った。
ー ジェノックとの同盟を締結
司令室へ集合せよ
「やっぱか…」
「どういうこと?同盟締結に私達の情報を」
「ブラフだ、情報収集任務を与えた間に、その裏ではすでに同盟を締結していた」
「やってくれる…」
「輝莉、どう思う?」
「まぁ、同盟締結は決まっていただろうね、遅かれ早かれ…
でも、ジェノック側に情報を渡さなかったのは、こっちの勝利さね」
「「言えてるw」」
「それじゃぁ、”新しいお仲間”に挨拶に行こう」
司令室へ向かう、ジェノックのメンバーが悔しそうな顔で待っていた。
堂々と入るハーネスのメンバー達。
「お待たせいたしました、美都司令に改めてご挨拶を」
ハーネスの先頭に立つ輝莉、挨拶をする彼女に気味の悪さを感じた美都。
「誰一人として情報を手に入れられなかったのは、貴女の差し金かしら?」
「おや、差し金とは失敬な、情報収集任務をジェノックに与えている間に同盟締結してたのは誰ですか?」
「あら、言うじゃない」
バチバチだ。
「美都先生に強気の姿勢…凄い」
「何なんだ彼奴は…」
海道が言う。
「ジェノック諸君、まずは君達が探していたドルドキンスは、僕の事だ。
そして、黒騎士の正体も知りたかったな」
「一体誰なんですか!?」
「今ここに来ている」
ジェノックのメンバーは誰か分からなかった。
「なんや、わからんの?」
「なんかムカつく…」
「答え合わせしようか、輝莉」
「あいよ」
「君は
「『何だ、まだ分からないのか』」
その声に視線は一斉に輝莉に向けられる。
「『お前達に名を伝えたはずだ、
輝莉が差し出す左手に、黒騎士が降り立った。
「それは!?」
「声が!?」
「おうおう、驚いてるじゃねぇかw」
「あ”ー、喉キッツ…、コレが答えね」
「のど飴欲しいわ…」
「良かったらコレ舐めて」
「オトちゃん用意良い~、あ、ウマ」
「どういうことか説明してくれよ!
いつも使ってるのは黒いフェンリル、フェンリル・ダークだったじゃねぇか!
なのに何だよそのLBX!」
アラタが詰め寄る。
「教えてくれよ!」
「ふぅ、近い!!!」 ガスッ
「いて!!」
輝莉は思い切りアラタに頭突きした。
「ちょっと、女王様に気安く近寄らないでよね」
「じょ、女王様!?」
「我らハーネスは、今や輝莉の支配下、
誰もが認めるこの強さ、女王と呼ぶに相応しい存在」
「女王様って…」
「隊長やってるわけじゃ無いんでしょ?意味が分からない」
「せっかくだ、同盟締結には反対しない、
ジェノックとハーネス、互いに基地の防衛作戦に入ろうじゃないか」
「何?」
「ジェノックはハーネスの基地に攻め入る、
ハーネスは全力を持って基地防衛に入り全力で排除する。
ハーネスは逆にジェノックへ、
要するに、現在の互いの戦力を見極める為の訓練だ。
もしそれで、お互いの領地に別仮想国が攻め入るなら、私が排除しよう」
輝莉は挑戦状を叩付ける、ジェノックは互いに見合い頷いた。
「受けてやる!俺達の強さを見せてやるよ!」
「OK,ハーネス諸君、どうだい?」
「「「異議なし」」」
「OK,と言うわけで、いいですかね美都先生、同盟組むならお互いの強さは身をもって知っておくべきかと」
「…分かりました、いいでしょう」
「副司令?」
「認めよう」
「よし、ではジェノック諸君は攻撃に入るといい、ハーネス全小隊、防衛の準備といこう」
「了解!」
輝莉はハーネスのメンバーを連れて司令室を後にする。
「本気出してもいいんやろ?」
「そりゃ勿論だよ、ロストはだめよ?」
「あーい」
「ジェノックのメカニック達泣かしちゃいそうだな」
「ま、頑張って貰おうじゃねか」
「「あははは!」」
会話内容を聞いたジェノック各小隊
「…吠え面かかせてやる…」
「もう怒った、容赦しないわ!」
「態々煽るとは、面白い」
「やる気出てきた…」
「貴方、どういう教育してるのかしら?」
「ツッコまないで下さい…、味方で良かった…」
「ジン…、例の件は探してくれているんでしょう?」
「それは勿論、彼女からも情報が入っていました、ロシウス領内の森の中で間違いなさそうです」
「…やはり…」
ジェノックはコントロールポッドに乗り込んだ。
ジェノック小隊は、ハーネスの本拠地へ。
「〘コレよりハーネス基地へ攻撃を開始する!
訓練ではあるが、奴らは俺達を煽った、それを後悔させてやれ!!〙」
「「「〘了解!!〙」」」
「〘お、きたで~〙」
「〘では始めよう、コレより基地防衛作戦を開始する!!
ジェノックの諸君に見せてやろう、我々の力の差を!!〙」
「「「〘了解!!〙」」」
作戦は開始された…だが
「嘘でしょ…」
「コレはまた…」
ー 結果 ジェノック全機ブレイクオーバー
ー ハーネス全機無傷生存
結果はジェノックの敗北となった。
「当然よ!」
「動きが単調でしたわ、シェリー、スイ、動きが良くなっていましたわ」
「力の過信は、成長を止めるとも言う、この勝利を糧としよう」
ハーネスは互いに喜び合うが、ジェノックは悔しさを隠せなかった。
「次は俺達が守りだったよな」
「そうだよ、では次のウォータイムで」
次のウォータイム、ハーネスが攻撃に入るが、見事に敗北したジェノックだった
