✿第1章
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ある日の事、ムラクとの戦い、デスワルズブラザーズとの戦いを終えて数日後
「ランキングバトル?」
「そうか、輝莉はまだ知らなかったか」
神威大門統合学園では、定期的にランキングバトルが行われている
ランクが上がれば、ウォータイムの成績以外にSCが授与されるし、
作れるLBXの種類も増える。
「第1小隊も人数揃ったから、出てみては?」
オトヒメの一言から始まった。
人数が足りなかった第1小隊は、バトルに出てもかなり不利な状況だった。
参加はしていたが、回数を制限していた。
「確かに、いいかもしれないな」
「輝莉は、我がハーネスの誉れ。
ランクも一気に上がると思いますわ、勿論私達だって負けてはいられませんもの」
「ランキングバトルは、全員がライバルだからね」
「出てみいひん?」
仲間達に言われ、
「そうだね、出てみようかな。
そこでムラクの隊と出会えたら再戦できるかなw」
「かなり上だったから当分は無理だろうが、ロストしても退学にはならないからな」
「今週はウォータイムも休みだ、第1小隊出場するぞ」
「「了解」」
早速参加することになった。
「…」
「…今のウチらのランクや」
ランキングを見てみると、言わずもがなの最底辺。
「あらぁ…これはまた」
「なんとかコレをあげたくてな」
「まずは2桁か、タケル、3桁ランクのログ見せて」
「ちょっと待って」
3桁ランクのログ映像を見る。
「ほん…OK」
「なんかわかったん?」
「良く今まで二人で頑張ったね」
「頑張ったもんなぁ、ウチら」
「頑張ったよな」
「でもまぁ、相手のスタイルは分かった、2桁まであげれるよ」
「本当か!?」
「いつも通りにいけばかな、後方に回るよ」
「本当に行ける気がしてきた」
ランクバトルはまず、次のランクにいる小隊に挑戦状を送る。
それを受け、フィールドに移動しバトルは行われる。
まずは1つ上の小隊へ
ー 以前とは違う、挑戦を受けられよ
「ハーネス第1小隊からだ」
「嘘だろ、あそこって狼いるじゃん!」
「俺達だって強くなったんだ、やるぞ!」
挑戦が受け入れられた。
「相手の機体は?」
「デクー3体、近接戦闘が得意だよ。でも対策はしてくるかもしれないね」
「フィールドは街仕様か、建物を使えば…」
「輝莉、どないする?」
「建物使って上を取るよ、2人は隠れて様子を見る、私が狙撃したらそれを合図に一気に落とす」
「いつも通りか」
「そう言う事、頭落とすか武器落とすか、それは状況を見て判断するよ」
「頼むわ輝莉、ほんま頼もしいわぁ」
タケルが輝莉と話をしていた。
「スズネ、お前は輝莉をどう思う?」
「どう思うて?」
「彼奴は本当に頼もしい奴だ、頼もしすぎて怖いほどにな。戦闘においては…」
「…まぁそうやな、でもいつかは教えてくれるんとちゃう?
ウチもやけど、オトヒメ達も気になってる見たいやし…」
「2人とも何してるの?用意していくよ~」
「カモンカモン!」
ポッドに乗り込み、フィールドに降り立つ。
バトルが開始された。
「あれ…いつもなら一気に来ると思ったのに」
「どこにいるんだ…」
「焦るな」
デクー3機は武器を構え用心し歩き出す。
「あら、やるじゃない」
「〘輝莉、配置つけたで〙」
「OK…」
武器が落とされた。
「狼だ!!」
「建物を盾にしろ!」
狙撃銃を構える狼を発見し、建物を盾にし隠れた。
「〘対策は取ってきたか…〙」
「〘どないすんねん!?〙」
「さて…タケル、敵のポイント教えて」
「〘ちょっと待って、OK座標送ったよ〙」
建物を移動し、狼は攻撃をする。
2人にはポイントを指定し、待機させていた。
「さぁ、2人とも今だよ!!」
隠れていた2人が、3機を落とし勝利した。
ー 勝者 ハーネス第1小隊
「うぇ~い」
ハイタッチ
「やった!勝てた!」
「うち嬉しい!」
「相手も動きを読んできたね、でも輝莉どうして対応出来たの?」
「街仕様だからってのもあるよ、壁に出来る物が多いしね
でも、一度バランスを壊すことが出来ればこっちの物さ」
「良かったか?俺達がとどめを貰ったが」
「構わんさね、自分が出向くほどの相手じゃないし」
「アンタの場合アレやろ、近距離で殴り合える相手が燃えるんちゃうん?」
「分かってるじゃん~」
「お前の好きなスタイルだよな」
その後も快進撃を続ける第1小隊、気がつけばランクは2桁入りしていた。
「凄いなお前ら!」
ハーネスの仲間達からも祝われた。
「大分上がったようだな、新型機の制作には入ったのか?」
「あぁ、タケルと輝莉が協力してくれているんだ」
「ウチとカゲトラの分を作ってくれてるンよ!」
「私達も負けられないわ」
ハーネス第1小隊は、新型機の制作権を得た。
ハーネスの仲間達のヤル気が上がる。
「輝莉の言うとおりになったなぁ」
「そうだな、まるで未来が見えているかのように」
それは挑戦前…
「私らがランク上げてったらさ、新型機の制作権貰えるじゃん?
そしたら、他のメンバーの士気、上がると思うんだよね」
彼女の言葉通りになった。
カゲトラの疑問は増えていくばかり…
ー彼女自身の実力
ースカウトされた理由
ー誰もが付き従うカリスマ性
ー普段と冷酷さの二面性
ー常に本気を出していない
ー本気を出したときの感じる頼もしさと恐怖
ーバンデット襲撃時の指示と、紫悪魔と対峙する際の指示の違い
ー仲間達のプレイスタイルの熟知
ー個人任務の存在
ーハーネスの小隊が強くなるよう仕向けてくる行動
ー第4小隊との関わり
「…教えて欲しいな、輝莉」
