✿第1章
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次の日も、授業をこなし領地拡大に勤しんでいた。
その夜のこと
「輝莉…」
輝莉の部屋に第3小隊が訪ねに来た。
「あら、お揃いで」
「ごめんね輝莉…お願いがあってきたの…」
「神妙な面持ち…どうした?」
オトヒメはゆっくり口を開いた。
「…グランデの港に、第3小隊が攻略任務は聞いてましたわね?」
「聞いてるよ、あの後どうなったか気にはなってたんだよね、何かあった?」
「それが…」
グランデの港で起きている事を伝えた。
「後もう少しの時に
「ホワイト・フォックス?」
「アラビスタ同盟随一、最強の狙撃手だよ、アレに出張られちゃって…」
「なるほど、ギリギリ持ちこたえている状態か」
「えぇ、悲しいことにその通り…いつ落されてもおかしくない状態、損傷も酷く機体回収が出来ないの…
輝莉…助けて」
流石にキツくなってきたのか、オトヒメも弱きになっていた。
「司令にこの話は?」
「まだ…」
「OK、この件は一緒に伝えに行こう。
勿論喜んで助けに行くよ、頼ってくれて嬉しいなぁ」
笑顔で応える輝莉に、オトヒメは泣きそうになり、第3小隊の仲間達もつられた。
「大丈夫大丈夫、任せてちょうだいな。この事はカゲトラ達にも伝えるけど、いいね?」
「勿論ですわ」
「OKOK、心配しないで。必ず助けるから」
「…ありがとう、ありがとう」
次の日、輝莉は第1小隊に事の顛末を伝えた。
「そんなことがあったか」
「助けに行きたいんやけど、どうかな」
「ウチは勿論いくで!」
「仲間だもん、助けなきゃ!」
「そうだ、仲間を見捨てるわけにはいかない。
よく話してくれた、司令にはこれから伝えに行くのか?」
「うん、一緒に行くことになってるよ。オトヒメいける?」
「勿論ですわ」
日暮の元へ向かった、事情を全て話す。
「話は分かった」
「オトヒメも責任を感じ言い出せなかったようです、
この救出は第1小隊が向かいます、メンバーにも話はしてあるので、快く引き受けてくれました」
「そこまでになっているなら、止めるつもりは無い。
お前の力なら問題は無いし、正直心配も無い」
「(頷く)」
「オトヒメ、責任を感じるのは分かるが、次からは必ず報告するように」
「申し訳ありません」
日暮と話を終え、医務室を後にした。
「グランデの港で、第3小隊がかなり危機的状況である事が判明した」
司令室にて、海道より任務が下された。
「今回、第1と第4小隊で救出に向かって貰いたい…が」
海道は輝莉に目をやる。
「輝莉には別任務を与える事が決まった」
「!?」
「そんな、何故ですか!?」
「ロシウス領にて、アラビスタ同盟に向かう動きが見られた、
ロシウス軍もアラビスタに打って出る物と考えられている、
そこで、輝莉には哨戒任務にいって貰いたい」
「出来ればグランデの港戦に参戦したかったのですが、
任務なら致し方ありませんね(タイミング悪すぎでしょ【仕事】…)」
ポッドに向かう生徒達。
「ごめんね、オトちゃん達。私行けなくなっちゃって」
「気になさらないで、頼んだ身ではあるけれど、助けて頂ける事に代わりはないもの」
「輝莉、気にしないで!」
「ありがとうね、隊長、スズネちゃん達、頼んだよ」
「任せておけ」
「輝莉の分まで暴れたるわ!」
「隊長の指示ちゃんと聞くんだよ?」
「う…わかっとる!」
ポッドに乗り込み、【別の機体】をセットする。
ー 哨戒任務、とは名ばかりの全体の哨戒任務
「いっその事ロシウス落すか?…いや、やめとこ…
っていうかタイミング悪すぎなんだよ」
セカンドワールドが起動された、
グランデの港に到着した第1と第4小隊が到着した。
「とにかく周囲の敵機を蹴散らすぞ!」
「〘第4小隊が援護する!〙」
「頼む!」
戦闘が始まるが、激しさを増し始める。
第1小隊は敵機を蹴散らしていく。
「〘…輝莉がおらんの、不安が凄くなるわ〙」
スズネの言葉にカゲトラは納得する。
「確かに…」
メンバーが揃う前は、スズネが特攻しカゲトラがサポートに回ると言ったスタイルをとっていた。
1人がもし倒されれば、別小隊合同で無い限り救援要請を受けられない状態だと、かなりの危険が伴う。
だが、輝莉が増えたことで狙撃術も加わり、2人は安心して後ろを任せ戦う事が出来ていた。
「彼奴は今別任務で頑張ってくれてる、俺達はもっと強くなる、それだけだ!」
「〘そうや、そう言う事や!!〙」
第4小隊の小隊長、鴻森シスイ…
「〘彼女の存在が第1小隊を鼓舞する形となったか…!?〙」
何かに気づき叫ぶ。
「〘構えろ!!
敵の主力、狐が姿を見せた。
「〘万事休す…かしらね〙」
「オトヒメ!!」
狐の一射が放たれる、誰もがもう駄目だと諦めた時だった。
「〘何?〙」
その一撃は第3小隊に当たることは無かった。
そこにいたのは、黒い鎧を纏うLBX。
両手剣を構え、第3小隊の前に立つ。
『無事か?』
その背には”ハーネス”の紋が入っていた。
「〘味方?…え、えぇ無事ですわ〙」
『
「〘わ、分かりましたわ!第3小隊、
「〘貴殿は何者か、こちらアラビスタ同盟所属、白牙ムサシ〙」
『我、名乗る程の者にあらず。白き獣よ、此度は早々に立ち去れ。これ以上の戦闘は俺が許さない。
立ち去らぬならば、こうするまで』
武器を構える。
ー ”アタックファンクション ドラゴンインフェルノ”
龍を模した焔が襲い、アラビスタ同盟の兵士達を次々飲み込んでいき、ブレイクオーバーにした。
「〘強者とお見受けする、こちらは引くとしよう。
名を聞かせて貰えないだろうか〙」
『好きに呼んで構わない、呼びたくばこう呼ぶといい』
背を向けていう
『
そう言い、騎士はその場を去って行った。
グランデの港はハーネスの獲得領地となった。
突如現れた
