✿第1章
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授業も何とかこなしていった
「転入後から大変だったろうが、よく頑張ったな」
成績も少しずつ上がっていった、
【事情】を知っている日暮は、定期的に輝莉と話をしていた。
「ノートの取り方もいい、助けてくれたのはカゲトラか?」
「はい、カゲトラ以外にもクラスメイト達の協力を受けられる様になり、何とかこなしている…と言うところですね」
「大丈夫かと心配していたが、それは良かった」
日暮と話をする輝莉。
「学校生活は、楽しいか?」
その言葉に、少し悩みながらも答えた。
「はい」
話が終わり、輝莉は保健室を出る。
何かを思いだし振り返る。
「先生、また…先生の入れた珈琲、作ってくれますか?」
「!」
日暮は思わず驚いた。
「あぁ、飲みたくなったら来い。とびきりのを作ってやる」
「やった」
輝莉は教室へ戻っていった。
CCMが鳴る。
「〘輝莉は、どうですか?〙」
「…話には聞いていたが、”子供らしさの無い子供”と言う印象は合ったが、
学校生活を過ごす事で”子供らしさ”が戻り始めているのかもしれない。っというのが、今言える事だ」
海道は初めて輝莉とあった時、子供とは思えないほどの大人びた様子を見ていた。
【仕事】と言う立場上もあるが、学校生活で変わるのではと考えていた。
「あの【組織の長】とは、到底思えなかったが…」
「〘えぇ、彼女と初めて会ったときは驚きました。
ですが、クラスメイト達が、変えてくれているのかもしれませんね〙」
「そうだな、後は時間だ」
その会話を聞いていた者がいた。
「【組織の長】…【仕事】…なるほど」
――
「え?ギンジロウから?」
教室に戻った輝莉は、小隊からある事を聞いた。
「あぁ、次に攻める予定の”エンカ古代遺跡”なんだが…」
ー どっちが先に落とせるか競争だ!
「と言い出してきてな」
「そういえば、バトルしたいって言ってたけど…」
「こう言う形を取ってきたのかもしれないね」
「はぇ~…」
「ウチらは受けてもいいわ思てるねん、後は輝莉に聞いてからってしてたんよ」
小隊の仲間達は、全員一致すれば受けるという形でいたらしい。
「ま、挑戦するって言うんだったら…」
「だったら?」
「受けるまでよ」
「そうこなくっちゃ!」
授業を終え、ウォータイム参加の準備を始める。
狙うのはエンカ古代遺跡
ポッドに乗り込むと、ギンジロウから通信が入った。
「〘よし、改めて返事を聞かせて貰うぜ!〙」
「〘挑戦、勿論受ける!〙」
「〘そうでなくっちゃな!〙」
ー 定刻となりました、これよりセカンドワールドを起動します
エンカ古代遺跡到着
「エンカ古代遺跡には、フラッグがあったはずだ」
「〘中央当りにあるよ〙」
第2小隊は別の場所に降り立っていた。
「領地攻略とはいえ、受けた勝負には全力を出さないとな」
「〘奴さん一杯おるで?どないする?〙」
「〘私が武器落して2人で特攻するか、ニーズシティみたいに私が先にフラッグ行って落すか〙」
「対策はとってきている可能性がある、武器落としを頼む」
「〘了解〙」
「〘賛成!〙」
狼は武器を構え先に行った、ポイントを取るためでもある。
「〘
「〘やはり来たか!〙」
「〘輝莉!姿を見せてるけど大丈夫!?〙」
「〘あー平気平気wそれに毎回同じやり方だと対策とられるしさ、
せっかくなら姿を見せてからやってみようと思ってね。
まぁ見てて頂戴な〙」
敵機は攻撃を開始する、銃系の武器で攻撃が放たれた。
「〘いいねぇ、でもそう簡単には落とせないよ?〙」
狼は敵の攻撃を撃ち落していった。
「〘は!?〙」
「〘驚くよねぇ~w、じゃ落すか〙」
パニックになり始めた瞬間に武器を落していった。
カゲトラとスズネが前に出て敵機を倒していく。
「〘動きやすいわ!〙」
「次だ!」
ギンジロウもその間に第2小隊を引き連れ敵機を倒していった。
いち早くついたのは、第1小隊
「輝莉!フラッグを取れ!
スズネは俺と輝莉の援護だ!」
「〘任して!〙」
「〘OK!〙」
フラッグの守備隊は特に多かった。
「〘
「〘フラッグを守れ!!〙」
敵機が向かってくる、音も無く現れた狼に守備隊からの一斉攻撃が始まる
「〘いいねぇ、簡単にとらせないか〙」
応戦しダメージを与えていくが、残りの敵機も守備に回ってきた。
「〘さっすがに面倒になってきた…もう一掃するか…
必殺ファンクション!!〙」
ー ”アタックファンクション スティンガーミサイル”
敵機は次々にブレイクオーバーとなっていく。
フラッグの色が変わり、勝者は第1小隊となった。
「〘フラッグとられちまったぜ…〙」
「〘やられましたね、ギンジロウさん〙」
「〘一枚上手でしたね〙」
「〘だな、まぁ今回は認めるしかねぇ。今日は譲ってやるか!〙」
その日の帰り、スワロー喫茶に第2小隊から来るよう呼び出されていた。
「さぁ!たんと飲め!」
用意されたのは、”ギンジロウスペシャル”と呼ばれた
とてつもなく甘いココアだった
「お…おう」
「これは…」
「甘いのは嫌いじゃ無いけど…きっっっっつ」
「疲れたときには甘い物とか言うけど…うん」
せっかく用意して貰ったので、第1小隊は全員飲み干したが、
口の中の甘さはしばらくのこり続けた
