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薄桜鬼ツイログ

【へいちづ】
「運命の赤い糸って知ってるか?」「運命の相手、つまり結ばれる相手とは互いの小指に結ばれた赤い糸で繋がってるんだってよ」ってことを新八と佐之から聞いた平助は「そういえばさぁ、」って裁縫をしている途中の千鶴にも教えるし、「それってどうやって?」「…多分こういう感じじゃね?」千鶴の小指に糸を結んで自分の小指にも糸を結ぼうとするけど、自分で自分の指には結びにくくて手こずる。すると「平助くんには私が結ぶよ」「おう、ありがと。ちづ…る」パッと顔を上げたら近くに千鶴がいるからお互いに赤くなって「こ、こんな感じかな?」「そうなんじゃね?多分」と顔も見られない。「そっか…」「おう…」実践しなくても良かったのかも…とお互いに思いながらも、普通の白い糸を使ったから赤く染めたら良かったのかもな…いや何思ってんだオレって悶々とする平助と、これ解きたくないなぁと糸を眺める千鶴。それから、おーおーあいつらやってるなって微笑ましそうに見守る新八と佐之。


【SSLへいちづ】
豆乳を飲むと胸が大きくなるらしいって噂をどこからか耳にした平助が偶然千鶴が豆乳を飲んでるところを見つけて、気にしてんか?気にしなくていいのに…っていやいや!気にしなくていいってなんだよ!?……いやまあ本当に気しなくていいけどさ…じゃなくて!って1人で頭抱えててほしい。


【へいちづ】
「…悪い、千鶴。心配かけて」平助くんが申し訳なさそうに謝った。怪我をしたと聞いて、ものすごく心配したのは本当のことだけれども平助くんにそんな表情をしてほしいわけではなくて。「ううん、大丈夫だよ」「ごめんな」頬を伝った涙が平助くんの手によって拭われる。思い返してみると彼は出会った当初から見ず知らずの私に対して謝ってくれるような真っ直ぐな人だから。私が泣いているから、何度も何度も謝るのだろう。「…平助くんが無事で良かった」目に涙を溜めて、それでも精一杯笑って。頬に添えられた手を握ると「…千鶴ありがとう。心配してくれて」と平助くんも目を細めて笑った。


【へいちづ】
布団の日というならば、せっかくだからお日様の下で干したお日様の匂いのするふかふかのお布団で休みたい。だけど今日は生憎のお天気で。「雨、止みそうにないな」「そうだね」困ったように笑った平助くんにつられて私も笑う。干せなかったお布団からは平助くんの匂いがした。