お菓子よりも甘い (ハロウィン2020)
今日、十月三十一日は一週間振りにハルヒと住む家(とは言っても隣同士だけど!)に帰れる日。須王の仕事について勉強するためと分かってはいるけど、やっぱりハルヒと会えないのは寂しい。
だけど今日はやっとハルヒと会えるから嬉しいし楽しみで仕方がない…!!
「ハルヒ、ただいま!」
家に着くなり荷物も置かずにハルヒの部屋のドアをノックする。するとハルヒは勢いよくドアを開いて、おかえりなさいと部屋の中に招き入れてくれた。
「久しぶり、ハルヒ」
久々にハルヒと会えたことが嬉しくて、ハルヒをぎゅっと抱きしめると短くキスをする。ただいまと会いたかったの意味を込めたキスを。
それから、ハルヒに大きな袋を手渡す。
「これお土産!」
「…何ですか?これ」
「ハロウィンのお菓子だよ。日本で色々売っていたからハルヒも懐かしいだろうと思って買ってきたのだ!」
「…はぁ、そりゃどうも」
なんとも言えない薄い反応…。だけど俺は知っている。先程からハルヒの耳が赤くなっていることを!
「ハルヒ、嬉しい?お土産嬉しい?」
「…はぁ、まぁ、そうですね」
「…でも、お土産よりも嬉しいのは、俺、でしょ?」
ハルヒの顔を覗き込むとぼっと顔が真っ赤になった。久々に会えて嬉しかったのは俺だけじゃなくて、ハルヒも同じみたいで。ハルヒと同じ気持ちだったことに嬉しくなる。
「ふふ、ハルヒ、顔真っ赤」
「…先輩だって真っ赤ですよ」
二人、顔を見合わせるとまた顔が赤くなる。
真っ赤な顔をして笑うハルヒはとても可愛くて愛おしい。
……だけどそんな顔されたら、今度はハルヒが大好きって気持ちを込めてまたキスしたくなっちゃうよ
だけど今日はやっとハルヒと会えるから嬉しいし楽しみで仕方がない…!!
「ハルヒ、ただいま!」
家に着くなり荷物も置かずにハルヒの部屋のドアをノックする。するとハルヒは勢いよくドアを開いて、おかえりなさいと部屋の中に招き入れてくれた。
「久しぶり、ハルヒ」
久々にハルヒと会えたことが嬉しくて、ハルヒをぎゅっと抱きしめると短くキスをする。ただいまと会いたかったの意味を込めたキスを。
それから、ハルヒに大きな袋を手渡す。
「これお土産!」
「…何ですか?これ」
「ハロウィンのお菓子だよ。日本で色々売っていたからハルヒも懐かしいだろうと思って買ってきたのだ!」
「…はぁ、そりゃどうも」
なんとも言えない薄い反応…。だけど俺は知っている。先程からハルヒの耳が赤くなっていることを!
「ハルヒ、嬉しい?お土産嬉しい?」
「…はぁ、まぁ、そうですね」
「…でも、お土産よりも嬉しいのは、俺、でしょ?」
ハルヒの顔を覗き込むとぼっと顔が真っ赤になった。久々に会えて嬉しかったのは俺だけじゃなくて、ハルヒも同じみたいで。ハルヒと同じ気持ちだったことに嬉しくなる。
「ふふ、ハルヒ、顔真っ赤」
「…先輩だって真っ赤ですよ」
二人、顔を見合わせるとまた顔が赤くなる。
真っ赤な顔をして笑うハルヒはとても可愛くて愛おしい。
……だけどそんな顔されたら、今度はハルヒが大好きって気持ちを込めてまたキスしたくなっちゃうよ
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