I miss you, but I believe.
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「…ねえ、また会う時まで、このペンダント持ってていい?」
悠月が、名残りを惜しむように、バジルに問いかける。
「もちろんです。拙者も、このバレッタは大切に持っておきますね。」
「じゃあ、もう一度約束ね。」
バジルの視線の先には、かつてより少し大人びた悠月。
嬉しそうに笑う、大切な人。
「はい、約束です。」
悠月の視線の先には、あの時よりも背が伸びたバジル。
あの時と変わらない、凪いだ海色の瞳。
二人は目と目を合わせ、微笑みあう。
悠月は、バジルからもらったペンダントトップを。
バジルは、悠月からもらったバレッタを。
「「また、会う日まで。」」
かちん、と触れ合わせた。
<Fin.>