I miss you, but I believe.
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「うそみたい…私だけだと、思ってた…。」
泣いていたのがやっと収まり、少し落ち着いた悠月が、呟いた。
「拙者も………いえ。
伝えるのが遅くなってごめんなさい。悠月殿。」
バジルは、自分もそう思っていた、という言葉を飲み込んで
悠月の気持ちを汲んだ。
「もし拙者がこんなに悠月殿のことを想っていなければ、
拙者はこんなに日本語を勉強しなかったと思います。」
「……うん。」
「悠月殿に会いたくて、たくさん勉強しました。」
「そっか……」
「ただ、拙者は悠月の傍にいられないから…
拙者では力不足なんじゃないかと、思ってしまって。」
そんなことない、と悠月の心が叫ぶ。
だけど反面、もし自分がバジルの立場だったら、
同じように考えたかもしれないと思った。
「でも、悠月殿をこんなに不安にさせてしまっていたなんて…
本当に、ごめんなさい。」
「ホントだよ……。でも、もう大丈夫。」
悠月はバジルを抱きしめながら、伝えた。
「ありがとう、バジル。」
その後、ひとしきり落ち着いてからは、バジルがまたお茶を淹れなおして、
また、たくさん話をした。
楽しい時間は、あっという間に過ぎていった。
泣いていたのがやっと収まり、少し落ち着いた悠月が、呟いた。
「拙者も………いえ。
伝えるのが遅くなってごめんなさい。悠月殿。」
バジルは、自分もそう思っていた、という言葉を飲み込んで
悠月の気持ちを汲んだ。
「もし拙者がこんなに悠月殿のことを想っていなければ、
拙者はこんなに日本語を勉強しなかったと思います。」
「……うん。」
「悠月殿に会いたくて、たくさん勉強しました。」
「そっか……」
「ただ、拙者は悠月の傍にいられないから…
拙者では力不足なんじゃないかと、思ってしまって。」
そんなことない、と悠月の心が叫ぶ。
だけど反面、もし自分がバジルの立場だったら、
同じように考えたかもしれないと思った。
「でも、悠月殿をこんなに不安にさせてしまっていたなんて…
本当に、ごめんなさい。」
「ホントだよ……。でも、もう大丈夫。」
悠月はバジルを抱きしめながら、伝えた。
「ありがとう、バジル。」
その後、ひとしきり落ち着いてからは、バジルがまたお茶を淹れなおして、
また、たくさん話をした。
楽しい時間は、あっという間に過ぎていった。