I miss you, but I believe.
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翌朝。
「ん~~~っ!今日もいい天気~!」
悠月はスッキリと目を覚まし、ベッドから降りると大きく伸びをした。
朝のさわやかな風が窓から入ってきて心地よい。
窓の外を見てほんのり笑顔になった悠月は、
いつものように普段着に着替えようとパジャマのボタンに手を掛け、
「あっ……。」
その瞬間、昨日のことを思い出した。
バジルが家に来ていること、そして
―バジルは今日、出ていっちゃうんだよね…。
まだ朝なのに、頭が勝手に別れの時をイメージしてしまい、
寂しさがこみあげてきてしまう。
「でも…」
「もう泣かないって、決めたんだから。」
ドアの傍にある全身鏡を覗き込む。
すると、少し泣きそうになっている自分の顔が映る。
―バジルに会えた。それで十分じゃない。
「笑顔でバジルを見送る。約束でしょ?」
だから笑って、と自分に呟き、悠月は鏡の前で笑ってみせた。
「大丈夫。私なら、きっとできる。」
自分に言い聞かせながら、悠月は着替え始めた。
バジルとの、自分との、約束を果たすために。
「ん~~~っ!今日もいい天気~!」
悠月はスッキリと目を覚まし、ベッドから降りると大きく伸びをした。
朝のさわやかな風が窓から入ってきて心地よい。
窓の外を見てほんのり笑顔になった悠月は、
いつものように普段着に着替えようとパジャマのボタンに手を掛け、
「あっ……。」
その瞬間、昨日のことを思い出した。
バジルが家に来ていること、そして
―バジルは今日、出ていっちゃうんだよね…。
まだ朝なのに、頭が勝手に別れの時をイメージしてしまい、
寂しさがこみあげてきてしまう。
「でも…」
「もう泣かないって、決めたんだから。」
ドアの傍にある全身鏡を覗き込む。
すると、少し泣きそうになっている自分の顔が映る。
―バジルに会えた。それで十分じゃない。
「笑顔でバジルを見送る。約束でしょ?」
だから笑って、と自分に呟き、悠月は鏡の前で笑ってみせた。
「大丈夫。私なら、きっとできる。」
自分に言い聞かせながら、悠月は着替え始めた。
バジルとの、自分との、約束を果たすために。