I miss you, but I believe.
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「……眠れない…。」
悠月は、手元の目覚まし時計を引き寄せる。
窓から差し込む月あかりで、針の位置を確認する。
「(12時20分、かぁ…。)」
日付も変わり、普段より早めにベッドに潜ったのに、悠月は一向に眠れない夜を過ごしていた。
「…眠れないなぁ。」
再度ひとりごちてみる。
このまま横になっていても眠れる気がしないな…。
そう思った悠月は、軽く目をこすりながらベッドから降りた。
そして本棚へと手を伸ばすと、いつものようにノートを抜き取り、いすに座って机の灯りをつける。
悠月はいつも、眠れない時はこうして、このノートに書く。
自分が今どう思っているのか、どうしたいのかを。
一番初めのページを一通りそっと読み返してから、
ぱらぱらとページをめくり、空いているページをあけた。
そして、ペン立てからシャーペンを抜くと、
悠月はまどろみの中で、つらつらと書き始める。
しばらく書いて、ある程度書けたところで満足した悠月は、
ノートを閉じ、本棚のいつもの場所…ではなく、その奥の列にしまい込んで、他の本で隠した。
「(こんなことしても、今更仕方ないのにな…。)」
苦笑しながらも、悠月はそうせずにはいられなかった。
「(明日こそ、バジルに話そう。私の、本当の気持ち…。)」
悠月はベッドに潜り、目を閉じた。
ドキドキしながらも、明日の予行演習を、まぶたの裏で繰り返していた。
悠月は、手元の目覚まし時計を引き寄せる。
窓から差し込む月あかりで、針の位置を確認する。
「(12時20分、かぁ…。)」
日付も変わり、普段より早めにベッドに潜ったのに、悠月は一向に眠れない夜を過ごしていた。
「…眠れないなぁ。」
再度ひとりごちてみる。
このまま横になっていても眠れる気がしないな…。
そう思った悠月は、軽く目をこすりながらベッドから降りた。
そして本棚へと手を伸ばすと、いつものようにノートを抜き取り、いすに座って机の灯りをつける。
悠月はいつも、眠れない時はこうして、このノートに書く。
自分が今どう思っているのか、どうしたいのかを。
一番初めのページを一通りそっと読み返してから、
ぱらぱらとページをめくり、空いているページをあけた。
そして、ペン立てからシャーペンを抜くと、
悠月はまどろみの中で、つらつらと書き始める。
しばらく書いて、ある程度書けたところで満足した悠月は、
ノートを閉じ、本棚のいつもの場所…ではなく、その奥の列にしまい込んで、他の本で隠した。
「(こんなことしても、今更仕方ないのにな…。)」
苦笑しながらも、悠月はそうせずにはいられなかった。
「(明日こそ、バジルに話そう。私の、本当の気持ち…。)」
悠月はベッドに潜り、目を閉じた。
ドキドキしながらも、明日の予行演習を、まぶたの裏で繰り返していた。