二人だけの場所で
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頬を桜色に染めた悠月が、手を差し出す。
その手を迷うことなくバジルは握る。
「もちろんです。拙者の大好きな悠月殿の願いなら。」
言ってから、少し照れたようにバジルは笑った。
バジルの言葉に、悠月の胸が高鳴るとともに、
風がさあぁっと、二人の間をかけ抜けていく。
『ありがと…私も、バジルのこと、大好き、だよ』
照れながら伝える悠月が可愛くて、
バジルもつい笑みがこぼれた。
その笑みにまた、悠月の胸は高鳴り、目が離せなくなる…。
バジルの笑みに一瞬見とれていた悠月は、
それに気づくと何となく恥ずかしくなって
『ね、ねぇ、桜、もっと近くで見てみようよ!』
とバジルを引っ張っていった。
桜の樹の下までやってきた、その時。
『きゃっ!』
「わ、悠月殿!?」
悠月が、樹の根元に落ちていた小枝を踏んで、
足をすべらせて転んでしまった。
びっくりしてぎゅっと握ったバジルの手は離されることなく、
バジルも一緒に転んでしまう。
樹の根元は、道の反対側が少し下りの斜面になっていたため
ずるずるずるっ、と桜の樹の下に潜り込むような形で二人は倒れた。
『いたたた…ごめんバジル、大丈夫だった…?』
「は、はい。拙者は…平気、ですが…」
どうしたんだろう、と思いながら悠月がゆっくりと目を開けると、
目の前にはバジルの顔があった。
その手を迷うことなくバジルは握る。
「もちろんです。拙者の大好きな悠月殿の願いなら。」
言ってから、少し照れたようにバジルは笑った。
バジルの言葉に、悠月の胸が高鳴るとともに、
風がさあぁっと、二人の間をかけ抜けていく。
『ありがと…私も、バジルのこと、大好き、だよ』
照れながら伝える悠月が可愛くて、
バジルもつい笑みがこぼれた。
その笑みにまた、悠月の胸は高鳴り、目が離せなくなる…。
バジルの笑みに一瞬見とれていた悠月は、
それに気づくと何となく恥ずかしくなって
『ね、ねぇ、桜、もっと近くで見てみようよ!』
とバジルを引っ張っていった。
桜の樹の下までやってきた、その時。
『きゃっ!』
「わ、悠月殿!?」
悠月が、樹の根元に落ちていた小枝を踏んで、
足をすべらせて転んでしまった。
びっくりしてぎゅっと握ったバジルの手は離されることなく、
バジルも一緒に転んでしまう。
樹の根元は、道の反対側が少し下りの斜面になっていたため
ずるずるずるっ、と桜の樹の下に潜り込むような形で二人は倒れた。
『いたたた…ごめんバジル、大丈夫だった…?』
「は、はい。拙者は…平気、ですが…」
どうしたんだろう、と思いながら悠月がゆっくりと目を開けると、
目の前にはバジルの顔があった。