消えることはない記憶
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それが、小学6年生の時のことだった。
俺はあっという間に、中学2年生になった。
たくさん友達もできたし、ちょっとだけ気になる女の子もできた。
ドタバタでハチャメチャだけど、
楽しい毎日が、駆け足のように過ぎてゆく。
そのドタバタの中にいても、桜が咲く頃になると、
俺はやっぱり、悠月ちゃんのことを思い出してしまう。
このことを話しても、きっとみんな誰も信じてくれないだろうけど。
…まるで夢物語みたいだって言うかもしれないけど、
確かに、俺はあの時、悠月ちゃんと一緒に居たんだ。
俺は、悠月ちゃんが、好きだった。
無邪気な笑顔も、怒った顔も、心配そうにのぞき込んでくれた時の顔も。
ちょっと大人びたような、寂しげな顔も。
今も、忘れられない。
俺の中から一生、消えることはないと思う。
そして俺が忘れない限り、悠月ちゃんは俺の心の中で生き続ける。
ずっとずっと、俺が忘れない限り。
ずっと、ずっと。
―壊れそう きみみたいな花 消えることはない記憶
いつまでも想い続ける きみの残した ひとひらを胸に秘めて―
<Fin.>
俺はあっという間に、中学2年生になった。
たくさん友達もできたし、ちょっとだけ気になる女の子もできた。
ドタバタでハチャメチャだけど、
楽しい毎日が、駆け足のように過ぎてゆく。
そのドタバタの中にいても、桜が咲く頃になると、
俺はやっぱり、悠月ちゃんのことを思い出してしまう。
このことを話しても、きっとみんな誰も信じてくれないだろうけど。
…まるで夢物語みたいだって言うかもしれないけど、
確かに、俺はあの時、悠月ちゃんと一緒に居たんだ。
俺は、悠月ちゃんが、好きだった。
無邪気な笑顔も、怒った顔も、心配そうにのぞき込んでくれた時の顔も。
ちょっと大人びたような、寂しげな顔も。
今も、忘れられない。
俺の中から一生、消えることはないと思う。
そして俺が忘れない限り、悠月ちゃんは俺の心の中で生き続ける。
ずっとずっと、俺が忘れない限り。
ずっと、ずっと。
―壊れそう きみみたいな花 消えることはない記憶
いつまでも想い続ける きみの残した ひとひらを胸に秘めて―
<Fin.>