二人だけの場所で
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―桜咲く 舞い落ちる 二人だけの場所で―
桜の花がひらひらと舞う、よく晴れた日。
バジルと悠月は、花見がてら散歩に出かけていた。
「すごい…!日本の桜はとてもきれいだと聞いていましたが、
拙者、こんなにもきれいだとは思ってもいませんでした!」
『ね、言ったでしょ?日本で一番きれいな花は桜だって♪』
バジルが青い瞳を輝かせる隣で、悠月は嬉しそうに笑う。
いつも夕焼けを見に来るお気に入りの道を通り、
さらに少し歩いていくと、
地元でもあまり知られていない隠れスポットに辿り着く。
そこは砂利道に沿って、両側に桜の樹が植えられている場所。
この季節は桜が両側から枝を伸ばし、めいっぱいに花を咲かせ
桜の花がトンネルのように、やさしく空を覆っている。
道を歩きながら、悠月はふと振り返った。
どうしたのだろうと、つられてバジルも振り返る。
特に気になるところは見つからないが…。
悠月はそのまま辺りをくるっと確認してから、言った。
『ねぇ、バジル…誰もいないみたいだから、手、つなごう?』
桜の花がひらひらと舞う、よく晴れた日。
バジルと悠月は、花見がてら散歩に出かけていた。
「すごい…!日本の桜はとてもきれいだと聞いていましたが、
拙者、こんなにもきれいだとは思ってもいませんでした!」
『ね、言ったでしょ?日本で一番きれいな花は桜だって♪』
バジルが青い瞳を輝かせる隣で、悠月は嬉しそうに笑う。
いつも夕焼けを見に来るお気に入りの道を通り、
さらに少し歩いていくと、
地元でもあまり知られていない隠れスポットに辿り着く。
そこは砂利道に沿って、両側に桜の樹が植えられている場所。
この季節は桜が両側から枝を伸ばし、めいっぱいに花を咲かせ
桜の花がトンネルのように、やさしく空を覆っている。
道を歩きながら、悠月はふと振り返った。
どうしたのだろうと、つられてバジルも振り返る。
特に気になるところは見つからないが…。
悠月はそのまま辺りをくるっと確認してから、言った。
『ねぇ、バジル…誰もいないみたいだから、手、つなごう?』
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