星の息吹 - 冒険王ビィト another story-
やがて数日が経ち、村の修繕も進んできたため、ビィトたちは次の目的地に旅立つことになった。
「それじゃ、俺たち行くよ!今日まで世話になった。ありがとなおっちゃん!」
「それに、ステラもね。」
そう言われて、ステラはさあっと頬を赤らめながら、こくりと頷いた。
「こちらこそ。お二人に村の修繕まで手伝っていただいて…」
「いーってことよ!世話になったお礼さ!」
宿屋の女将さんの言葉に、にかっ、といつものようにビィトは笑ってみせた。
ステラの父は、二人と握手を交わす。
「お二人とも、達者でな!」
「ありがとうございます」
「おっちゃんも、元気でな!」
宿を後にして、二人は出ていった。
そして門に向かっていた二人に…
「キッス~!」
後から、ステラが追いかけてきた。
「キッス、何か忘れものでもしたか?」
「…いや、心当たりはないけど…」
足を止めた二人に、やがてステラは追いついた。
少し息を整えて、ステラが言った。
「ねえキッス、しゃがんで!」
「…こうかい?」
キッスがしゃがむと、ステラはキッスの頬に軽く口づけた。
「…!!」
キッスは驚いてステラを見る。ビィトがにっと笑う。
ステラは相変わらず頬を赤く染めながら、笑った。
「助けてくれてありがと!かっこよかったよ、キッス!」
ステラは続けて、
「私ね、大きくなったら…」
「……?」
「…………ううん、なんでもない!お礼、伝えたかっただけ!またね、キッス!ビィト!」
二人はステラにもう一度別れを告げ、再び歩き始めた。
「ステラ…あの子には、また会える気がするね」
「そうだな~。あいつ強くなりそうだしなー!」
ビィトが笑う。
「ステラもそのうちこの村を出て、バスターになるんだろ?また会えるんじゃねーか?」
「ふふっ、そうだね…その時が楽しみだな」
「キッス~!ビィト~!」
二人の背にまた、ステラの声が届く。
二人は、振り返る。
「…私!大きくなったら……世界一の、天撃使いになるから~〜!!」
二人は驚く。そして目を合わせて笑い合った。
「だから絶対、また会おうね~~!!」
大きく手を振るステラに応え、二人も手を振る。
「ステラ~!!元気でな~!!」
ビィトの声がステラに届いたようで、
ステラは一層大きく、手を振り返した。
ステラは、二人の背中が見えなくなるまで、ずっと見送っていた。
やがて、二人の出て行った村の門が閉じた。
キッスは振り返り、くすりと笑いながら呟く。
「…先に言われちゃったな。」
「ん?どした、キッス??」
「いや、なんでもない。行こう、ビィト」
「おう!」
そして二人は歩き出した。
次の街へと。
暗黒の世紀を、終わらせるために。
<Fin.>
「それじゃ、俺たち行くよ!今日まで世話になった。ありがとなおっちゃん!」
「それに、ステラもね。」
そう言われて、ステラはさあっと頬を赤らめながら、こくりと頷いた。
「こちらこそ。お二人に村の修繕まで手伝っていただいて…」
「いーってことよ!世話になったお礼さ!」
宿屋の女将さんの言葉に、にかっ、といつものようにビィトは笑ってみせた。
ステラの父は、二人と握手を交わす。
「お二人とも、達者でな!」
「ありがとうございます」
「おっちゃんも、元気でな!」
宿を後にして、二人は出ていった。
そして門に向かっていた二人に…
「キッス~!」
後から、ステラが追いかけてきた。
「キッス、何か忘れものでもしたか?」
「…いや、心当たりはないけど…」
足を止めた二人に、やがてステラは追いついた。
少し息を整えて、ステラが言った。
「ねえキッス、しゃがんで!」
「…こうかい?」
キッスがしゃがむと、ステラはキッスの頬に軽く口づけた。
「…!!」
キッスは驚いてステラを見る。ビィトがにっと笑う。
ステラは相変わらず頬を赤く染めながら、笑った。
「助けてくれてありがと!かっこよかったよ、キッス!」
ステラは続けて、
「私ね、大きくなったら…」
「……?」
「…………ううん、なんでもない!お礼、伝えたかっただけ!またね、キッス!ビィト!」
二人はステラにもう一度別れを告げ、再び歩き始めた。
「ステラ…あの子には、また会える気がするね」
「そうだな~。あいつ強くなりそうだしなー!」
ビィトが笑う。
「ステラもそのうちこの村を出て、バスターになるんだろ?また会えるんじゃねーか?」
「ふふっ、そうだね…その時が楽しみだな」
「キッス~!ビィト~!」
二人の背にまた、ステラの声が届く。
二人は、振り返る。
「…私!大きくなったら……世界一の、天撃使いになるから~〜!!」
二人は驚く。そして目を合わせて笑い合った。
「だから絶対、また会おうね~~!!」
大きく手を振るステラに応え、二人も手を振る。
「ステラ~!!元気でな~!!」
ビィトの声がステラに届いたようで、
ステラは一層大きく、手を振り返した。
ステラは、二人の背中が見えなくなるまで、ずっと見送っていた。
やがて、二人の出て行った村の門が閉じた。
キッスは振り返り、くすりと笑いながら呟く。
「…先に言われちゃったな。」
「ん?どした、キッス??」
「いや、なんでもない。行こう、ビィト」
「おう!」
そして二人は歩き出した。
次の街へと。
暗黒の世紀を、終わらせるために。
<Fin.>
