星の息吹 - 冒険王ビィト another story-
旅の途中である村を訪れたビィトとキッス。
2人は今、村の子どもたちに囲まれていた。
「ねーねー!バスターのお兄ちゃん、天撃使える?」
「おれ使えるんだぜー!」
「わたしもー!!」
その村では、以前門が壊れてモンスターが村に入ってきたときに、
バスターが村を守ってくれたことがあったそうだ。
そのためこの村はバスターを歓迎していて、
特に子どもたちからはヒーローのように思われていた。
「お兄ちゃん見ててよー!ほらっ!」
その影響もあり、この村ではバスターを目指す子どもも何人かいて、
簡単な天撃を扱える子どももいるようだった。
ビィトが子どもたちを見て声を上げる。
「へぇー!みんなすっげぇなー!!
俺は天撃上手くねぇけどさ、こいつはすっげー天撃上手いんだぜー」
と、ビィトは親指でキッスを指す。
指されたキッスはぎくっとした顔をして、
「ちょっ、ビィト…!」
と声を上げるが、それはあっという間に
「そうなのー??」
「すっげー!!」
「お兄ちゃんすごーい!!!」
子どもたちのキラキラした目と歓声にかき消されてしまう。
「あ〜…ええっと……」
困っているキッスとは対照的に、子供たちはキッスに興味津々だ。
「やぁーすまんねぇ!バスターといやぁ、うちの村ではヒーローが来たようなもんだからよぉ」
気の良さそうなおっちゃんが、おおらかに笑っているのが聞こえる。
「ねーねー!天撃見せてー!」
「みたーい!」
「わたしもみたーい!!」
子どもたちが口々にキッスにせがむ。
「み、見せてって言われても…」
困惑しつつ、キッスはとりあえず天撃の炎を出してみる。
それだけでも子どもたちから、おお~!という歓声が上がる。
「ねーねー他のもあるのー?」
「「見せて見せてー!!」」
「あ、あのねぇ…」
子供たちからおねだり攻撃をされるキッスよそに、
ビィトは気のよさそうなおっちゃんといつの間にやら意気投合していた。
「お前さん気に入ったよ!ここにいる間はうちの宿でゆっくりしていきな!安くしとくぜ!」
「お!いいのかおっちゃん!助かるわ~!」
「いいってことよ!なんてったって、バスターさんはうちの娘の、命の恩人だからな!」
カッカッカッと笑いながら、おっちゃんはビィトの肩をバシバシ叩く。
「その代わりといっちゃあ何だが、お前さんたち、ここにいる間はこの子らに天撃を教えてやってくれないか?」
宿屋の女将さんも、それはいいわね!と笑ってつけ加える。
「プロのバスターさんに教えてもらえるなら、きっと子どもたちも喜ぶと思うわ!」
そんなことを言われたものだから、いつの間にやら子どもたちの視線だけでなく、
ビィトも村の大人たちの視線も、キッスに注がれることになった。
キッスは今や注目の的。
「…えっ……な、何…?」
皆の視線から嫌な予感を感じ取り、キッスが問う。
ビィトが事情を話し、いつものように最後の一言。
「なぁキッス~!!頼むよ~!!!」
ビィトに拝まれて、キッスは観念したようにため息をついた。
「もう…しょうがないなぁ。まぁ、宿代が安くなるのは助かるしね。」
「やり~!助かるぜキッス!!」
「その代わりビィト…君も手伝ってよ?」
「そうだな〜。天撃以外なら、俺も教えられっかな~!」
あははっ、と能天気に笑うビィト。
その様子を横目に、だめだこりゃ…とキッスは二度目のため息をついたのだった。
2人は今、村の子どもたちに囲まれていた。
「ねーねー!バスターのお兄ちゃん、天撃使える?」
「おれ使えるんだぜー!」
「わたしもー!!」
その村では、以前門が壊れてモンスターが村に入ってきたときに、
バスターが村を守ってくれたことがあったそうだ。
そのためこの村はバスターを歓迎していて、
特に子どもたちからはヒーローのように思われていた。
「お兄ちゃん見ててよー!ほらっ!」
その影響もあり、この村ではバスターを目指す子どもも何人かいて、
簡単な天撃を扱える子どももいるようだった。
ビィトが子どもたちを見て声を上げる。
「へぇー!みんなすっげぇなー!!
俺は天撃上手くねぇけどさ、こいつはすっげー天撃上手いんだぜー」
と、ビィトは親指でキッスを指す。
指されたキッスはぎくっとした顔をして、
「ちょっ、ビィト…!」
と声を上げるが、それはあっという間に
「そうなのー??」
「すっげー!!」
「お兄ちゃんすごーい!!!」
子どもたちのキラキラした目と歓声にかき消されてしまう。
「あ〜…ええっと……」
困っているキッスとは対照的に、子供たちはキッスに興味津々だ。
「やぁーすまんねぇ!バスターといやぁ、うちの村ではヒーローが来たようなもんだからよぉ」
気の良さそうなおっちゃんが、おおらかに笑っているのが聞こえる。
「ねーねー!天撃見せてー!」
「みたーい!」
「わたしもみたーい!!」
子どもたちが口々にキッスにせがむ。
「み、見せてって言われても…」
困惑しつつ、キッスはとりあえず天撃の炎を出してみる。
それだけでも子どもたちから、おお~!という歓声が上がる。
「ねーねー他のもあるのー?」
「「見せて見せてー!!」」
「あ、あのねぇ…」
子供たちからおねだり攻撃をされるキッスよそに、
ビィトは気のよさそうなおっちゃんといつの間にやら意気投合していた。
「お前さん気に入ったよ!ここにいる間はうちの宿でゆっくりしていきな!安くしとくぜ!」
「お!いいのかおっちゃん!助かるわ~!」
「いいってことよ!なんてったって、バスターさんはうちの娘の、命の恩人だからな!」
カッカッカッと笑いながら、おっちゃんはビィトの肩をバシバシ叩く。
「その代わりといっちゃあ何だが、お前さんたち、ここにいる間はこの子らに天撃を教えてやってくれないか?」
宿屋の女将さんも、それはいいわね!と笑ってつけ加える。
「プロのバスターさんに教えてもらえるなら、きっと子どもたちも喜ぶと思うわ!」
そんなことを言われたものだから、いつの間にやら子どもたちの視線だけでなく、
ビィトも村の大人たちの視線も、キッスに注がれることになった。
キッスは今や注目の的。
「…えっ……な、何…?」
皆の視線から嫌な予感を感じ取り、キッスが問う。
ビィトが事情を話し、いつものように最後の一言。
「なぁキッス~!!頼むよ~!!!」
ビィトに拝まれて、キッスは観念したようにため息をついた。
「もう…しょうがないなぁ。まぁ、宿代が安くなるのは助かるしね。」
「やり~!助かるぜキッス!!」
「その代わりビィト…君も手伝ってよ?」
「そうだな〜。天撃以外なら、俺も教えられっかな~!」
あははっ、と能天気に笑うビィト。
その様子を横目に、だめだこりゃ…とキッスは二度目のため息をついたのだった。
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