つぶやき


短くても、これは物語。

記事一覧

  • 89

    20240501(水)05:24
    うそ、ウソ、嘘。
    君にとってどんなもの?と聞いたら。
    「すっごく嫌なもの」だと、怖い顔で言われた。
    そんなに怒るとは思わなかった。
    僕には必要でも、みんなそうとは限らないと痛いほど知った。
  • 88

    20240413(土)06:04
    うそ、ウソ、嘘。
    どれがいい、聞いた君に放つ僕の答え。
    「どれも一緒」に君は笑って泣いた。
  • 87

    20240123(火)22:43
    地面に雪が降り積もる。
    かじかむ指先、早く温めたい。
    家に帰ってお風呂に直行。
    外と同じ真っ白な世界だった。
  • 86

    20231105(日)19:21
    いつも一緒だったのに、どうして気づかなかったのかな。
    自覚したらもう止まらない、止まりたくない。
    今日、あなたのことが「好き」から「愛してる」に変わりました。
  • 85

    20231018(水)18:51
    すべてが狂えば、僕は正常になれますか?
    みんなが狂えば、僕と同じになりますか?
    理想も現実も、どちらにも心がささくれ立つ。
  • 84

    20231009(月)16:10
    一人の時間が好き。
    独りの空間が好き。
    あの頃に戻っただけ。
    また口を開かない日が増えただけ。
  • 83

    20230915(金)07:35
    腹が減ってはなんとやら。
    いろんな家から美味しそうな匂い。
    今日の晩ごはんは何だろう。
    足が自然と速くなる。
  • 82

    20230827(日)00:11
    いつもどうやって話していたっけ?
    いつもどうやって笑っていたっけ?
    「最近変じゃない?」と言われるまで気づかなかった。
  • 81

    20230309(木)01:20
    夢のためにひた走るのに、変化を恐れる自分にほとほと嫌気が差す。
    理想を実現するには一歩が必要。
    ためらっていたら、いつもと同じ。
    変わるも、変わらぬも、あとは自分次第。
  • 80

    20221027(木)21:22
    秋の夜長、というのは存外短く。
    寒さに首がなくなるころ、紅葉も銀杏も絨毯になっていた。
    さくさくと、冬の足音に聞こえそうな。
    ざくざくと、霜まで降りてきそうな。
    虫の声から北風のうねりに変わるような、そうしてまた季節が巡っていく。