Calll my name
『ごめんね…こないほうがよかったね』
私が亀梨の傷なら
もう会ったりしないほうがよかった
「………」
亀梨は悲しい笑顔を私に見せた
どうして何も言ってくれないの…??
どうしていつもみたいに名前を呼んでくれないの…??
どうしていつもみたいに笑ってくれないの??
そんな想いが一気に積もり重なって涙が溢れ出した
『亀梨がッ…すきなのは私なんでしょ!?』
私は泣きながら亀梨に訴えた
『そんな急に嫌いみたいな態度になるなんてずるいよ!!』
亀梨は驚いた表情で私を見て固まってる
『も…やだ、自分…カッコ悪い………』
こんなこと言いにきたんじゃないのに
いても立ってもいられない
私は亀梨に背を向けて走り出した
「待って桃悟!!」
亀梨の叫び声が聞こえる
『呼び捨てにすんな!!』
「桃悟さん!!」
『ついてっ…くんな!!』
とは言っても足は亀梨のが速い
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