Calll my name
亀梨は知らないかもしれないけど…
私は亀梨に触れられるたびにいつも
もっと亀梨を求めてしまう私と
逆に亀梨を遠ざけてしまう私
二つの感情が溢れて止まらない
どっちが正解かなんて私にはわからないし
わかったところで…
それがいいのか悪いのかもわからない
『…わかんない』
「ん??」
『亀梨…ごめん』
「なんで??」
そう言って首を傾げる亀梨の目を見れなかった
『ごめん…帰る』
「え??どっか飯行かねーの??」
『…ごめんっ』
「桃悟さんっ!?」
私は戸惑う亀梨から離れて走り出した
ごめんね、亀梨…
自分のしたいようにして
亀梨を振り回して
自分勝手なのは…
私のほうだね
もう亀梨をどれだけ傷つけたかわからないほど
いっぱい傷つけてしまった
.