Calll my name







「なー」


『………』


「おーい」


『うるせーなぁ』


「……あのさ」


『黙っててくれませんかね』


「………うー」



結局亀梨は私についてきて


一緒に図書室にいるわけで


黙ってるならまだしも…うざいぐらい声をかけてくる




ちょっとは気を使おうとか思わないのかな、この男は




『就職……うーん…』




私は頭を抱えて俯いた


『…………』





あ…このまま寝れそう



「桃悟さんっ」



夢の世界に旅立とうとした私を亀梨は無惨にも引き戻した



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