Calll my name










学校を出ると日はすでに傾いていた




「……桃悟さん」




『なに??』




「すきでいていい??」




その質問に私は言葉を失った





私は亀梨に何もあげれるものはない





『亀梨…』




私はたぶん



すきってことが…なにかわかってない




『だめだよ私じゃ』



「なんで??俺うざい??」



『そりゃあ、うざいとは思ってるけど』



「ガーン」



『だけどそんなことじゃなくって…亀梨が傷つくよ』



「いや、俺今すでに傷ついてますけどー」



手を目元に近づけて泣きまねをする亀梨





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