Calll my name










「おーい桃悟さーん、帰る時間だよー」



『…は??』



亀梨に肩を揺さ振られてハッとした




『あれ…寝てた??』



「うん、ずっと寝てた」




もしかして進路調査のプリントも夢だったり!?



そんな思いは虚しく私の両手はしっかりとその憎たらしい紙切れを握っていた



「しかも桃悟さん、服のシワが顔についてる」



そう言って私の頬に亀梨の冷たく感じる手が触れた



でも私はそんなこと気にしてる場合じゃない






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