Calll my name








「桃悟さん、おはよ」


『…はよ』




この日は教室じゃなくて


通学路で亀梨に遭遇してしまった




「俺ちょー淋しかった」



『は??』



なんの報告してんだコイツ



「昨日も桃悟さんのこと待ってたのに」




そう言う亀梨の目元にはクマ





『…誰も毎日行くなんて、言ってないし』



「でも俺としてはさ、かなり期待してたわけっ」



腕を振り回してオーバーリアクションをする亀梨を冷めた目で見た



.



11/50ページ
スキ