あの日の記憶
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『もう会えないと思ってたから…びっくりした』
どこか懐かしいゆりの笑顔に戸惑った
「おー…そーだな」
中学の時に比べたら
髪も伸びて
雰囲気も柔らかくなって
大人っぽくなったゆり
『大人っぽくなったね、竜』
目を細めて笑うゆりはあの頃と変わってなかった
「そんなのお前も一緒じゃん」
『ホント!?どうなんだろ…??大人っぽくなったのかな??』
「なったよ」
久々に会って
でも
ゆりの中身は全然変わってなくて
懐かしくて心が和んだ
『………』
「なんで急に黙り込むんだよ」
俺の顔を見て
何も言おうとしないゆり
『もう…私に笑ってくれないと思ったの』
「は??なんだそれ…つまんねぇこと言うなよ」
俺…今…笑ってた??
冷静に対応したけど
内心揺らいだ
『そーだよね』
安心したのかゆりはパッと笑顔になった
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