あの日の記憶
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隼人君は電話で私の話を聞いてくれた
最後に≪大丈夫だよ≫って言ってくれて
すごく安心したんだ…
「ん゙………」
『あッ起きた!?』
十時半をまわったとき
竜が上半身をムクッと起こした
私はソファーに急いでかけよった
「………………」
私を見て…
まわりを見渡して…
また私を見る竜
『…竜??大丈夫??』
「ゆり…??ッ…」
頭を押さえる竜
『痛む??氷持ってこようか??』
「いや…いい………」
立ち上がった私の腕をつかむ竜
『じゃあ……どうすればいい??』
ソファーに座る竜と目線を合わせてしゃがんだ
「………何もしなくていいよ…」
私の腕をそっと離して竜は言った
『竜……教えてよ…
何があったの??』
聞いちゃいけないかなぁって思った
だけど…知りたくて…
うつむき加減に聞いてみた
眉をしかめる竜は
こう言った
「俺は中学の時と一緒じゃねぇんだ…
ゆりが思ってるような人間じゃねぇんだよ」
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