あの日の記憶
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≪学校で≫…か
あいつら…変わったよな
よく笑うようになったっつーか…
あの山口っつう変わった先公の影響か??
ま…俺もそいつのおかげで学校行ってんだけど
細かい
霧みたいな雨
まだ…これくらいなら
そのまま帰れそうだな…
ゲーセンから出て少し歩きだした時
『濡れますよ』
と
後ろから女の子の声がした
「??」
俺は立ち止まって後ろを見た
そこにはセーラー服の女子高生が立ってて
同時にその子が持つ傘の中に入ってることに気づいた
「別に…これくらいの雨なら傘なんていらねぇから」
俺に傘を向けすぎて
その子は雨に打たれていた
『私折りたたみ傘持ってるんで気にしないでください』
その子は俺に傘を無理矢理わたして
バッグから出した傘を広げる
「いや、だから別に…」
『私、雨の中傘もささずに帰ったことあるんです
そしたら次の日風邪引いちゃって
苦しい思いしたんで』
なんだこの子は…!?
とか思いながらも
傘を突き返すことができなかった
俺は呆れた顔でその子を見た
するとその子は眉をしかめて俺の顔を見る
「…??」
『…』
それから何か言いたそうな顔をして
俺から目をそらした
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