あの日の記憶
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ピリリリリ━
朝…聞き慣れない携帯の着信音で目を覚ました
『……ん…??』
その音は竜のバッグから聞こえてくる
『りゅ……』
竜…電話だよ
って言おうとしたけど
スヤスヤ眠ってる竜を起こすことはできなかった
ピリリリリ━
まだ鳴り続ける電話
悪いと思いながらも竜のバッグから携帯をとりだした
相手は…
隼人君だった
ピッ━
≪もしもし竜??
今日学校休むの??≫
ふと時計に目をやれば
九時を過ぎていた
『隼人君…』
≪え!?誰!?
…………ゆり??≫
『うん…そうだよ
竜…のことなんだけどさ
きょ…今日は……』
≪おい……ゆり泣いてんの!?≫
隼人君と話して少し気が緩んで
涙がでそうになる…
竜のボロボロになった姿は
私にかなりのショックを与えた
『学校を…休ませて…あげたいんだ…』
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