あの日の記憶
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竜…そこにいる…??
ねぇ…
竜……??
いるんだったら…
何も言わないでいいから
聞いててね…
私ね…竜に言ってないことあったの
私…私ね……━
さよなら…
また会えたらいいね…
ゆり……
ゆりの言葉が…
また夢にでてきた
ゆり…俺…
あの時…
本当は部屋にいたんだ
でも…
重たいドアを開けること
俺にはできなかった
ゆりの泣きそうな声…
俺は何も言えなかった
それから…
意味の無い傘を引きずって
空からすごい勢いで降る雨の中
肩をすくめて帰るゆりを
部屋の窓から
悔しい思いを押し殺して見てた
何度もやり直したいって思った
今…ゆりが目の前にいることだって
俺にとっては奇跡だから…
絶対に
無駄にはできないんだ
.