あの日の記憶
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『え!?ホント!?私も知りたいなぁ』
まじかよ
隼人の思うつぼじゃん
『竜のも教えて』
「何が??」
突然のことで頭が回らなかった
『電話番号だよ!!私中学の時携帯持ってなかったから竜の知らないし』
「そっか」
気に食わねぇけど…
隼人のおかげでゆりの携帯番号を知ることができた
「いつ戻ってきた??」
『ん-??最近だよ
やっぱ私は地元がすきだからさ…一人で戻ってきてやった』
「ゆりらしいな…」
やっぱゆりは変わってない…
しみじみとそんなことを感じた
「もう戻ってこねぇと思ってた」
俺がそう言うとゆりは
『もう戻れることなんてないと思ってた』
と言って笑って見せた
ゆりと肩を並べて歩く
もうこんな日は二度とこないと思ってた
雨の日にゆりと別れ
雨の日に再びゆりに会えた
ゆりは俺の中の雨の印象を
また変えた
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