あの日の記憶
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竜…そこにいる…??
ねぇ…
竜……??
いるんだったら…
何も言わないでいいから
聞いててね…
ドア越しで聞いた
今にも泣き出しそうな
あいつの声
でもその日はすっげぇ雨で
弱くて小さいあいつ声なんて
掻き消されそうだった
俺はたった一枚のドアを越えることができなかった
何も言えなかった…
聞こえてくるあいつの声だけに
耳をかたむけた
さよなら…
また会えたらいいね…
あいつの声が
今でもずっと離れない
一秒だって
忘れたことはないんだ
あの日の記憶
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