君の願い






いつの間に赤西と末本はこんなに近くなったんだ…??




わっかんねー…




でもずっと黙ってんのもおかしいよな




「今日…いつもの友達一緒じゃねぇの??」



『こ…これからは彼氏とお昼食べるからって言われた』



それで一人でいたんだ…



仁「え!?じゃあ香笑ずっと一人なわけ!?」




『ま…まぁ…そーゆーことだと思う』




仁「俺らでいーじゃん
一緒にメシ食うの」


『え…』


「………」



こうなりそうな予感はしてた


赤西は…優しい奴だから…



『…いーの…かな??』


仁「いーのいーの
一人じゃ淋しーじゃん
な??亀梨ッ」


そんで俺に同意求めんのかよ…


「いんじゃね??」



別にイヤってわけじゃない



『ありがとうッ』


末本に向けられた笑顔に俺は少しの間


言葉を失った




.

13/35ページ
スキ