君の願い

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仁「…亀梨…俺さぁ…」


朝は普通に元気だった赤西


なのにメシの時間にものすごくやり切れない顔になってた



「どーした??」



仁「…あ」



俺の問い掛けを無視し



どこかに目線をやる赤西はそのまま小走りにある人物の元へ向かう



その人物とは…





末本香笑





なんだか嫌な胸騒ぎがした




仁「よ!!香笑ッ」




なんか知んねぇけど…仲よさ気に話してる



「え…あれ…??赤西って末本のこと知ってたっけ??」


俺は少し遅れて赤西のあとを歩いた



『かッ亀梨君ッ』



やたら驚きの反応をする末本


つか俺の名前知ってんだ…


あ…でも初対面の時に名前知ってたか…




「あれ…??
逆に亀梨は香笑のこと知ってんの??」



俺と末本を交互に指差す


「ん…??だって俺ら取ってる授業ほぼ一緒だもん
な??」



へーっと頷く赤西



一方俺はというと…まだ何が起きたか理解できてなくて


なのにそのまま末本とメシを食うことになった




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