すきの表現
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気がつけば放課後になってて
俺はずっと腑抜けてたことを確認した
自分の馬鹿さに嫌気がさして
授業どころじゃなかった
≪俺愛されてる気がしねぇわ≫
頭をまわる
自分が吐いた言葉
愚かさを知った
碧を…
どれだけ傷つけてしまったんだろう
『和也…』
碧は俺の席までくる
帰りのショートが終われば
碧はいつも笑顔でくるのに
その笑顔を消したのは
俺なんだって思ったら
心が痛んだ
『こんな状態のとき…
一緒のクラスだと辛いね…』
無理して笑顔を作りながら
碧は話す
『和也に何も言わないで帰ろうと思ったけど…
無理だった』
「碧…俺……」
『ごめんねッ』
俺の言葉を遮って
≪ごめんね≫と言った碧は
すぐに教室を出て行った
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