「友達同士のときから…
変わってねぇよ」



『……え…』


碧は目を見開く




「付き合って一ヶ月経っても…
今だに友達オーラっつうの??
抜けてねぇよな…」



俺は自分自身が止められなくなってた



「なんか…
俺愛されてる気がしねぇわ」


そして言ってしまったんだ



『かず……』




碧が一番傷つくであろう言葉を…




『………ッ……』




俺の横を通り過ぎて


碧は走って教室を出て行った





「……ッ……」






なんで俺…


あんなこと言ったんだ??




俺は頭を抱えて

窓際の机の上に腰掛けた








≪俺愛されてる気がしねぇわ≫



この言葉は



碧が前の彼氏に言われた



別れの言葉






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