Crazy Love
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一人で歩く帰り道は
どうしてこんなに広く感じるのだろう
どうしてこんなに寒く感じるのだろう
ザァッと落ち葉を巻き上げ吹く風を全身に受けてよろめいた
和「フラフラしてっと危ねぇぞ」
『っかず…』
後ろから声がして
振り向いたと同時にフワッと首元をマフラーで包まれた
『あ…りがと』
そのマフラーからは和也の匂いと温もりが感じられた
仁じゃない…
『…仁と一緒に帰らないの??』
私のとなりを平然と歩く和也に聞いた
和「あー…
あいつ…早退してったから」
少し苦笑いして和也はこう言った
『…そーなんだ』
なんだかそれを聞いてシュンとなった
和「敏子のせいじゃねぇから…気にすんな」
優しくこう言ってくれる和也だけど
私はそんな簡単に納得できないし
やっぱり原因は…私だから…
『………うん』
でも和也に迷惑かけたくなくて私は小さく笑って頷いた
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