Crazy Love
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ドキッと心臓が怯んだ…
だけど和也は私に勇気をくれた
私は頷き足を進めた
その時強い風邪が吹いた
まるで私を後ろから押し出すようだった
でもその風に巻き上げられたマフラーに私は足を止めた
私の首に優しく巻かれたこのマフラーは
和也のだった
『…和也』
和「…」
振り向いた私に和也は少し驚いた表情をした
『………これありがと』
そう言って私は和也にマフラーを返した
『私ね…和也に大事にされて嬉しかったよ』
私も和也を大事にしたいって思った
だけどこのことは言わない
きっと和也ならわかってくれる…
和「おー」
和也はマフラーを受け取り笑顔で頷いた
和「次…」
『…??』
和「次…敏子が振り向いたら…もう俺どんな顔してるかわかんねぇから…絶対振り返んなよ」
私と和也の彼氏彼女の関係は終わりを告げた
今までのこと…
全部
『…和也……ありがと』
私はそうとだけ言って
仁の後ろ姿を走って追いかけた
.