Crazy Love
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和「俺はさ…敏子の笑顔が見たかったんだ」
真横を歩く和也を見上げたけど
目が合うことはなかった
和「一ヶ月半…か
俺にとっては長いようで短かったけど…すげぇ楽しかったよ」
『ちょ…ちょっと待ってよ和也
…それじゃあまるで私たち』
和「別れよっか…………って言ってんの」
私の言葉を遮った和也の言葉は
私が恐れてた別れの言葉だった
和「んな顔すんな」
やっと和也は私を見た
『だって…』
フッと笑った和也は今までつないでた手をそっと離した
和「敏子はずっと…仁のこと考えてた」
離された手が冷たくなってく
和「俺は別に…それでもよかった」
トボトボと歩く私に和也は話を続ける
和「でも敏子が辛そうなのは…ホントにやだから」
そのまま和也は言葉を詰まらせた
『…………』
私は無言で歩いた
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