Crazy Love
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そんな私を見て仁はため息をつき
前髪をかき上げた
仁「バレてるとは思うけど…さっき元気っつったの…あれウソだから」
『え…』
もちろんウソだってわかってた
だけどそんなこと言われるなんて思ってなかった私はただア然とした
仁「敏子が…ウソついたから」
『………ッ』
私がウソをついたから…仁もウソをついた
≪ウソなんかついてない≫なんて言える状況じゃなかった
仁「なんでウソつくんだよ…」
切なそうに…独り言のように…仁は低い声でこう言った
仁「敏子が元気じゃないから……俺も元気になれねぇの」
『………っ』
返す言葉がなくて私は唇を噛み締めた
私も仁と同じことを思ってたから…
私も仁が元気にならなきゃ……
元気になんてなれないから…
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