Crazy Love
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
仁「言ってる意味がわかんねぇんだけど…」
弱々しくこう言うあなたが私の目に焼き付いてる
『そうだよね…ごめん
私の最後のワガママ…聞いて??』
放課後の夕日が差し込む教室
窓際に立ち尽くす仁の顔は逆光で見えなかった
『仁…今までありがと』
仁「…うん」
渋った返事をした仁はそのあと≪辛かったんなら…しかたねぇよ≫と優しく付け足した
『…バイバイ』
涙が零れてしまう前に
彼に≪すき≫だと言ってしまう前に
私は彼から逃げるように教室を出た
ぼやける視界なんて気にしない
上がる息だって気にしない
心の中で何度も叫ぶのは
同じ言葉
≪仁…愛してる≫
『……ッ…仁…』
私は彼に別れを告げた
.