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次第に私は笑顔を取り戻していった


それは和也と付き合いだしてから三週間あまりが経過した頃だった




和也はすぐ仁に


私と和也が付き合ってることを伝えてくれた



和也から仁の反応がどうだったとか聞けなかった



和也が私に伝えてくれた仁の言葉はただ一言



≪亀になら任せられる≫






それから私の中の仁が動かなくなった


私の中の仁はあの日のまま…


私が仁に別れを告げた時のままだった


辛い顔をした仁しか覚えてないみたい…



だって…仁とはなぜたが会わないから



本当に同じ学校に通ってるのかなって疑問に思ってしまうくらい



きっと避けられてるんだ




馬鹿な私でもそれくらいはなんとなくわかる




避けられてもしかたないことをしたのは私だってわかってるけど…




もしかしたら前みたいに



ううん…友達として話すことができるんじゃないかなって淡い期待してた




でも実際そうだったら??




私…仁とは普通に話せそうにない



矛盾した私がいた…