Crazy Love
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結局私は睡眠を十分にとれないまま朝を迎えた
『寒い…』
完璧な冬を感じる
マフラーしてくるのを忘れるのは
いつもは仁がいてくれたからだった
私は仁の匂いが染み付いたマフラーが大好きだった
≪もう冬なんだからマフラーくらいしてこい≫
呆れながらそう言った仁だけど
仁は必ず私にマフラーを優しくかけてくれた
でも…もう終わりにした
だから明日からはちゃんとマフラーをしてこなくっちゃ
和「おはよ…」
『…えっ…??』
後ろから聞こえた和也の声と同時に首元の寒さが消える
『………ありがと』
和「おー」
和也は私にマフラーを貸してくれた
まるで…
仁の役目を継いでくれてるみたいだった
私を淋しくさせないようにしてくれてるみたいで…
仁と私の問題なのに…なんだか和也に申し訳なくて
なんだか心がギュッと締め付けられた
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